米メディアが“ナ・リーグ最高投手”にリュ・ヒョンジンではなくシャーザーを選んだ理由

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アメリカのスポーツ専門メディア『The Athletic』が、上半期のナショナルリーグ最高投手としてリュ・ヒョンジン(ロサンゼルス・ドジャース)ではなく、マックス・シャーザー(ワシントン・ナショナルズ)を挙げた。

『The Athletic』のJayson Stark記者は7月4日(日本時間)、上半期リーグ別MVPとサイ・ヤング賞、新人王を選定したが、ナショナルリーグのサイ・ヤング賞受賞者として防御率1位のリュ・ヒョンジンを選ばなかった。

去る6月29日のコロラド・ロッキーズ戦が致命打となった。

Jayson Stark記者は、「リュ・ヒョンジンを選択しなかった。もしリュ・ヒョンジンがデンバー(コロラド州の州都)で投球しなければ変わっていただろう」とし、「クアーズ・フィールド(ロッキーズのホーム球場)に登板するまでリュ・ヒョンジンは15回先発登板し、防御率1.27を記録した。しかし、クアーズ・フィールドで4イニング7失点を記録して防御率は1.83になった」とした。

続いて彼は、「それでもリュ・ヒョンジンではなく、防御率2.43のマックス・シャーザーを選んだことに疑問が残るかもしれない。しかしさまざまな重要なカテゴリーで、シャーザーはリュ・ヒョンジンをリードしている」と、シャーザーを選んだ理由を説明し始めた。

リュ・ヒョンジン(左)

Jayson Stark記者が挙げた重要なカテゴリーとは、奪三振、9イニング当たりの奪三振、相手にした打者の数、WAR(打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標)などだ。

シャーザーは奪三振を170個としており、90個のリュ・ヒョンジンを大きくリードしている。また9イニング当たりの奪三振も12.5個と、リュ・ヒョンジン(8.2個)よりも上だ。相手にした打者の数も489回で、リュ・ヒョンジンの394回より100回近く多い。WARも5.1対3.2で優位を示している。

一方でJayson Stark記者は、リュ・ヒョンジンも素晴らしいシーズンを送っていることを述べた。

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彼は「リュ・ヒョンジンも素晴らしい投球をしている。リュ・ヒョンジンは94奪三振を記録する間、与四球は7個のみで、その比率は眩しくないはずがない。それでもシャーザーが投球の量と質で、リュ・ヒョンジンを上回ったと見ている」と強調した。

そして「このままシーズンが終われば、シャーザーは7年連続でサイ・ヤング賞投票のトップ5に名前を連ねるだろう。これは歴史上でグレッグ・マダックスとクレイトン・カーショウだけが達成した記録」と述べた。

Jayson Stark記者は、上半期のアメリカンリーグのサイ・ヤング賞受賞者としては、ジャスティン・バーランダー(ヒューストン・アストロズ)を選んだ。

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