「W杯に満足できる組み合わせも、不満足な組み合わせもない」
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韓国代表キャプテンを務めるFWソン・フンミン(29、トッテナム)が、カタールW杯グループステージの組み合わせについて初めて韓国メディアに口を開いた。
ソン・フンミンは去る4月16日(日本時間)、本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたプレミアリーグ第33節ブライトン戦の試合後、ミックスゾーンで取材に応じた。なお、試合は0-1でトッテナムが敗れている。
来る11月に行われるカタールW杯で、FIFAランク29位の韓国代表はポルトガル代表(8位)、ウルグアイ代表(13位)、ガーナ代表(60位)と同じグループHに入った。
グループHではポルトガルとウルグアイが決勝トーナメント進出の最有力候補とされるが、多くの専門家は同組に「絶対強者はいない」とし、韓国やガーナにも突破の可能性があると評価している。
ただ、ソン・フンミンは「W杯に出場するすべての国が各大陸で厳しい競争を勝ち抜いてきた。簡単な相手などいない。だからこそ、満足できる組み合わせも不満足な組み合わせもない」と強調。
「(W杯は)各国を代表するワールドクラスの選手が祝祭を楽しむために出場する舞台だ。だからこそ、本当にたくさんの準備を進めている。それは(我々)選手たちも十分に理解している」と、グループ突破が決して簡単ではないことを伝えた。
また、「代表に入るためには所属チームで頑張らなければならない。僕自身もコンディションを維持し、良い試合をしようと努力している」と続けた。
トッテナムのチームメイトにはグループ初戦で激突するウルグアイ代表のMFロドリゴ・ベンタンクール(24)が在籍している。
ソン・フンミンはベンタンクールとW杯組み合わせについて語ったことがあるのか問われると、「(ベンタンクールとは)特別な話をしたわけではない」とし、「(W杯で)対戦したときは“ユニホーム交換をしよう”と話した」と言うにとどめた。
自身としては2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会に続く3度目のW杯となるソン・フンミン。直近2大会ではグループステージ敗退で涙を飲んできただけに、カタールでは悲願の決勝トーナメント進出を果たすことができるのだろうか。
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