4月9日から10日にかけて、「JR東日本カップ2022第96回関東大学サッカーリーグ戦」第3節が行われた。
9日に行われた早稲田大学と国士舘大学の試合では、後半21分、国士舘大学・望月海輝の右サイドからのクロスにゴール前でフリーの高橋尚紀が合わせ先制。
後半39分には、東條敦輝のスルーパスからフリーで背後に抜けたリーグ戦初出場の東川続が、思い切りの良いシュートでゴールネットを揺らし、追加点をマーク。試合は2-0で国士舘大学が勝利を収めた。
試合後、国士舘大学の細田三二監督代行は、「みんなが普段通りのことをやれた。球離れもいいし、出ていくタイミングもいいし、切り替えもいい。こういうゲームを常時できれば、上の方の争いができる」と評価した。
10日には、駒澤大学と東京国際大学の試合が行われた。
前半は裏に速い駒澤大学に押し込まれた東京国際大学は、後半からワイドにつけて厚みのある攻撃を展開する。
「後半は駒澤さんの疲れもあって、間延びした部分もあったが、見事にうちの方がリズムを作れた」と東京国際大学・前田秀樹監督。
ツートップの佐川洸介と師岡柊生、ボランチの熊坂光希、交代出場の平田晟也が得点した東京国際大学が4-1で勝利を収め、開幕3連勝を飾った。
好調の要因について前田秀樹監督は得点力を挙げ、「うちのツートップはやれると思う」と称賛し、「われわれは怖がらずに自分たちのサッカーを一戦一戦やっていこうと、今やっている」と説明した。
(文=玉 昌浩)
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