4月2~3日、「JR東日本カップ2022第96回関東大学サッカーリーグ戦」第1節が行われた。
2日に行われた流通経済大学と桐蔭横浜大学の試合は、桐蔭横浜大学が7-0で勝利を収めた。
試合後、桐蔭横浜大学の安武亨監督は、「開幕戦で7点も取れるなんてでき過ぎ。7点差で勝ったことが、うちの大学の歴史上ない」と評価した。
「うちは常に個性重視のチーム。攻撃のチームみたいな感じだが、僕は守備のことしか言わない。やっと我慢強いチームができてきた」とし、「今年はチャンスの代だと思っている」と期待を込めた。
3日には、明治大学と東京国際大学の試合が行われた。試合は、東京国際大学が4-0で勝利を収めた。
試合後、東京国際大学の前田秀樹監督はボランチで起用した落合陸を評価。
「レイソルに行って練習をやっているという自信が彼にはあって、2点目の抑えたシュートなどはレイソルのお陰」と説明した。
また、センターバックとして明治大学の攻撃を跳ね返し続けた湯澤拓士、クリアボールを前線で収められる師岡柊生と佐川洸介の2トップ、守備もがんばり攻撃の起点にもなったサイドハーフの重野祥輝の活躍を称賛した。
自分たちのプレッシングサッカーが、明治大学相手にも機能した手ごたえは大きい。
「2部でもずっとこれをやり続けて成功してきた。それ以上にもっとレベルの高いプレッシングをやらないといけないが、選手たちも、やっていることが正解だった、これをやればもっと勝てるのではないか、という自信につながってくれれば」と語った。
(文=玉 昌浩)
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