3月21日、Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、19~20日に行われたKリーグ2(2部)第6節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表。
そこで、慶南(キョンナム)FCのFWハ・ナム(23)がMVPに選ばれた。
ハ・ナムは3月20日、安山(アンサン)ワースタジアムで行われた安山グリナース対慶南FCの試合で2ゴールを決める活躍を披露した。
ハ・ナムは前半4分、相手GKがロストしたボールを冷静にコントロールし、最後は右足でゴールネットを揺らした。
続けて後半10分、かつて松本山雅FC、水戸ホーリーホック、愛媛FCに在籍した元JリーガーのDFパク・カンイル(31)が上げたクロスを頭で合わせ、ヘディングシュートで2ゴール目に成功した。この日、ハ・ナムは慶南FC移籍後初ゴールを含む2得点で自身の存在感をアピールした。
なお、この日の試合は慶南FCがハ・ナムの2ゴールによって2-0とリードしながら、安山が後半40分にブラジル人FWチアゴ(26)の直接フリーキックで1点差に迫ると、試合終了間際にMFイ・サンミン(26)のゴールで同点に追いつき、2-2の引き分けで終了した。最後の瞬間までファンを魅了させたこの試合は、第6節のベストマッチに選ばれた。
第6節のベストチームは全南(チョンナム)ドラゴンズだ。全南は19日、釜山(プサン)アジアド主競技場で行われた釜山アイパークとの試合で、FWソン・ホジュン(19)、コソボ人FWレオナルド・プラナ(25)のゴールで2-0の勝利を収めた。全南は3連勝を挙げ、リーグ3位の座に就いた。
また、全南では、プラナの得点をアシストした元東京ヴェルディの日本人MF佐藤優平(31)のほか、ソン・ホジュン、チャン・スンヒョク(28)がベストイレブンに選出された。
以下、Kリーグ2第6節ベストイレブン。
◇
FW:パク・チャンジュン(富川FC 1995)、ハ・ナム(慶南FC)、レアンドロ(大田ハナシチズン)
MF:キム・ギュミン(大田ハナシチズン)、イ・サンミン(安山グリナース)、佐藤優平(全南ドラゴンズ)、ソン・ホジュン(全南ドラゴンズ)
DF:イム・ドックン(大田ハナシチズン)、チャン・スンヒョク(全南ドラゴンズ)、キム・ガンサン(富川FC 1995)
GK:パク・ジュウォン(忠南牙山FC)
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