横浜F・マリノスから蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)にレンタル移籍中のMF天野純(30)が、2022シーズンのKリーグで最初の月間ベストゴール受賞者となった。
Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は3月18日、2月の「G MOMENT AWARD」に天野が選ばれたことを発表した。
「G MOMENT AWARD」は、Kリーグ公式飲料スポンサーを務めるゲータレードがKリーグと提携し、2020シーズンから新設したベストゴール賞のこと。
毎月、勝利チームの選手が決めた得点の中で最も躍動的なゴールを2つの候補に絞り、Kリーグ公式インスタグラムでのファン投票で受賞者を決定。受賞者には賞金100万ウォン(日本円=約10万円)とトロフィーが贈られる。
2022シーズン初の「G MOMENT AWARD」をめぐっては、蔚山現代の天野純と全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースのFWソン・ミンギュ(22)が争った。
天野は第2節の城南(ソンナム)FC戦での後半1分、ペナルティエリア内での混戦でこぼれたボールを感覚的な左足ボレーシュートで叩き込み、自身のKリーグ初ゴールをマーク。この試合ではPKで2点目も獲得し、チームを2-0の勝利に導くとともに、同節のMVPにも選ばれた。
一方、ソン・ミンギュはKリーグ1(1部)ファーストゲームとなった第1節の水原(スウォン)FC戦で、後半34分にMFムン・ソンミン(29)のパスを受けると、果敢な左足シュートでゴールネットを揺らした。これが決勝点となり、チームの1-0での勝利に貢献した。
ファン投票の結果、天野がソン・ミンギュの計6848票(34.9%)を大きく上回る計1万2766票(65.1%)を獲得し、2月の「G MOMENT AWARD」受賞者に選ばれた。
天野の授賞式は、来る4月9日に蔚山現代ホームの蔚山文殊サッカー競技場で行われる第9節の大邱(テグ)FC戦で開催される予定だ。
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