韓国出身のNFL選手ク・ヨンフェ、ファルコンズとの複数年契約でタッカーに次ぐ高給キッカーに

2022年03月17日 スポーツ一般

アメリカのプロアメリカンフットボールリーグ(NFL)でプレーしている韓国出身選手ク・ヨンフェが、所属チームのアトランタ・ファルコンズと複数年契約を結んだ。

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ファルコンズは3月16日(日本時間)、ク・ヨンフェと5年2425万ドル(約29億円)の再契約に合意したと発表した。

このうち、保障金額が1150万ドル(約143億ウォン)となっている。ク・ヨンフェは、現役キッカーとしてはボルチモア・レイブンズのジャスティン・タッカーに次ぐリーグ2位の高給取りとなった。

ファルコンズは、ク・ヨンフェが他チームから契約を提示される前に複数年契約に乗り出した。

(写真提供=AP/アフロ)アトランタ・ファルコンズのク・ヨンフェ

ク・ヨンフェは今オフに制限的フリーエージェントの資格を得る予定だった。制限的FAは他チームから契約を提示してもらえるが、元所属チームが他チームの同じ条件を提示すれば、優先権が元所属チームに与えられるという制度だ。

なお、ク・ヨンフェは小学校6年生の時にアメリカへと移民した経歴を持つ。

2017年にロサンゼルス・チャージャーズの一員としてNFLの舞台に立ったが、同年10月放出。2019年10月にニューイングランド・ペイトリオッツと練習生契約を結んだが、再び放出されることとなった。

以降、トライアウトを通じてファルコンズと契約し、NFL再進出の夢を叶えた苦労人だ。

2019シーズンにはファルコンズで23個のフィールドゴール(成功率88.5%)を成功させ、キッカーとしての才覚を見せつけた。

そして翌2020シーズンにはフィールドゴール成功率94.9%を記録し、生涯初のプロボウル(オールスター戦)に選ばれる栄誉を勝ち取った。2021シーズンにもフィールドゴール成功率93.1%を記録している。

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