韓国女子フィギュア、メダル届かずも史上初“全選手トップ10入り”!ユ・ヨン&キム・イェリム健闘

韓国女子フィギュアスケートのユ・ヨン(17)とキム・イェリム(19)が、初出場のオリンピックでともにトップ10入りを果たした。

【写真】本当に高校生?ユ・ヨンの大人びた日焼け姿

ユ・ヨンとキム・イェリムは、2月17日に行われた北京冬季五輪フィギュアスケート女子シングル・フリーに出場。

全体17番目に登場したキム・イェリムは、技術点68.61点、演技構成点66.24点の計134.85点をマーク。ショートプログラムの点数67.78点との合計202.63点で9位に入った。

続いて、全体20番目に登場したユ・ヨンは、技術点64.16点、演技構成点68.59点の計142.75点を獲得し、ショートプログラムの点数70.34点との合計213.09点の6位で大会を終えた。

フィギュアスケート女子シングルで韓国の出場選手全員が10位以内に入るのは、今回が史上初の快挙だ。

前回の2018年平昌五輪ではチェ・ダビン(22)が7位、キム・ハヌル(19)が13位。2014年ソチ五輪ではキム・ヨナ(31)が銀メダルを獲得も、キム・ヘジン(24)が16位、パク・ソヨン(24)が21位だった。キム・ヨナが金メダルを獲得した2010年バンクーバー五輪では、クァク・ミンジョン(28)が13位だった。

五輪で見せた韓国勢初のトリプルアクセルは…

韓国の北京五輪代表選抜戦で最終2位となり、初のオリンピック出場を果たしたキム・イェリムは、念願の舞台で“完ぺきな演技”を披露することを目標に掲げていた。

本番ではショートプログラム、フリーともにいくつかのミスはあったものの、終わってみればトップ10以内の9位と健闘した。

(写真提供=OSEN)キム・イェリム

フリーで最終第4グループの1人目に登場したユ・ヨンは、使用曲『レ・ミゼラブル』に合わせて演技を披露した。

韓国女子フィギュアで唯一トリプルアクセルを跳ぶことのできるユ・ヨンは、演技序盤の“最重要ジャンプ”であるトリプルアクセルが最大の課題だった。ただ、ユ・ヨンは力強い跳躍から大きなミスなく着氷できたものの、アンダーローテーション(回転不足)と判定され、“完ぺきなジャンプ”には失敗した。

それでも、その後のトリプルルッツトリプルトウループのコンビネーション、ダブルアクセルを綺麗に跳んで調子を取り戻したユ・ヨン。演技後半最初のトリプルルッツ+シングルオイラー+トリプルサルコウのコンビネーション、さらには最後のジャンプであるトリプルフリップをミスなくこなし、無事に演技を終えた。

演技終了後、ユ・ヨンは自身のパフォーマンスに満足するかのように涙を流していた。

(写真提供=OSEN)ユ・ヨン

なお、北京五輪フィギュアスケート女子シングルはアンナ・シェルバコワ(17、ROC=ロシア・オリンピック委員会)が金メダル、アレクサンドラ・トゥルソワ(17、ROC)が銀メダル、坂本花織(21、日本)が銅メダルを獲得。

ショートプログラム1位のカミラ・ワリエワ(15、ROC)はフリーでミスを連発し、最終4位で大会を終えた。

(記事提供=OSEN)

【写真】韓国メディアが撮った坂本花織、樋口新葉、河辺愛菜の好演

【写真】“二重整形”を否定したキム・ヨナの美貌…色っぽい眼差し

キム・ヨナのドーピング裁定批判、韓国の後輩スケーターも賛同

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集