【独占取材】“20世紀を代表するアジア選手”チャ・ボムグンが語るソン・フンミンとは?

チャ監督は「チャ・ドゥリがマインツに行ったとき(2006年)は監督として名前が広まってきた時期だったが、ドルトムントで“ゲーゲンプレッシング”(Gegen Pressing:極端な前方へのプレス戦術)という自分だけの色を出して有名になりはじめた」と振り返った。

そして「そのような方式のサッカーは、イングランドでは通じるのかが気になった。最初は明らかに困難な姿を見せていたが、最終的にはきちんと成り立っていた。若い選手たちの心を掴むことを知っている有能な監督」と評価した。ドイツ出身のクロップ監督は、2015年にドルトムントを離れ、2016-2017シーズンからリバプールを率いて、チームを欧州屈指の強豪として再生させた。

ソン・フンミンがいる以上、チャ監督も“他人より身内”になるしかない。しかし理由は単純な勝敗にとどまらない。韓国サッカーの歴史を眺望してきた指導者として描く、未来の大きな絵だ。

「スポーツの人気が爆発するためには、スターの誕生というきっかけが必要だ。ソン・フンミンの活躍は、韓国サッカーが復活するために大きな役割を果たした。本当に立派で感謝している。

2002年韓日W杯で韓国サッカーが復興の契機を用意したが、それをうまくつなぐことができなかった。一度失敗しているだけに、また訪れたチャンスをよく生かさなければならない。ソン・フンミンは今後も良い影響を与えるだろう」

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