12月14日、2021年度第70回全日本大学サッカー選手権大会3回戦、明治大学とびわこ成蹊スポーツ大学の試合が行われた。
試合は前半17分に杉浦文哉、前半25分に木村卓斗が得点し、後半22分には藤原悠汰がゴールを奪い、3-0で明治大学が勝利を収め、準決勝に駒を進めた。
試合後、明治大学・栗田大輔監督は、「びわこさんは、献身的で一生懸命走りぬく、非常にいいチームで、対戦することを楽しみにしていた」と話した。
試合については、「失点ゼロで終えられたのが大きかった」と評価した。
「今年は全く強くないし、チャレンジャーの年。リーグ戦やそれ以外の大会でも、苦い轍を踏んでいるので、そういった経験を生かしながら、選手が残り2試合のなかでも成長できるように、その積み重ねの結果が優勝という形で残ればいいと思う」と語った。
準決勝の駒澤大学戦については、「自信を持ってやるだけ。うちのサッカーをやりたい」とし、「強い個人がクリエイティブに絡み合うサッカー。相手よりもボールと人が動くサッカー。ハイプレス、ショートカウンターと、コンパクトでインテンシティの高いサッカーをとことんやるに尽きる」と説明した。
一方のびわこ成蹊スポーツ大学・望月聡監督は、「強豪相手にうちのチームがこんなにやれるなんて、すごく成長した、上手くなったと感じた。ここまでよく頑張った。3点差で完敗だが、見ていて頼もしかった」と述べた。
(文=玉 昌浩)
前へ
次へ