引退表明のイ・サンファ、スピードスケート界で輝いた“14年間の疾走”

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韓国スピードスケート界の“女帝”イ・サンファが引退する。韓国代表として14年間を過ごした彼女は、スピードスケートの歴史のページにピリオドを打つ。

イ・サンファは来る5月16日、ソウルで引退式を開き、現役生活を終える。昨年の平昌五輪以降、公式大会に出場していなかったイ・サンファは、代表選抜戦でもその姿を見せることはなかった。事実上、現役生活を中断し、引退の手順を踏むようだった。

最近まで、膝のリハビリを続けてきたが、氷上に立つまでにコンディションが上がらず、引退の決意を固めた。

イ・サンファは最近、これまで関わってきたスポーツ専門マネジメント社と決別し、芸能事務所と専属契約を結んだ。元AFTERSCHOOLのカヒ、ファン・グァンヒなどのタレントをはじめ、秋山成勲、キム・ドンヒョンなど芸能活動を並行するスポーツスターたちと同じ事務所だ。

スケート界の関係者によると、イ・サンファは今後、スポーツ出身タレントとして活動する計画だという。イ・サンファは去る3月、歌手兼タレントのカンナムと交際中である事実を明らかにしていた。

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中学生「天才スケーター」、韓国女子スケートの最高峰に

イ・サンファは韓国スピードスケートの看板スターだ。小学校時代、兄に続いてスケートを始め、中学時代には「天才スケーター」と呼ばれた。2004年には、初めて韓国代表に選ばれた。

彼女の名が広まったのは、2005年の国際氷上競技連盟(ISU)世界種目別選手権大会の女子500mで銅メダルを獲得してからだ。500mを主な種目とし、2005年以降に樹立した韓国記録は、すべて彼女のものだった。オリンピック初出場となった2006年トリノ五輪で5位となり、韓国女子スピードスケート史上、最高の成績を収めた。

2010年バンクーバー五輪は、イ・サンファが世界の舞台に上がるきっかけとなった。強力な優勝候補だったジェニー・ウォルフ(ドイツ)を下して金メダルを獲得する波乱を演出した。

2010年2月17日(日本時間)、バンクーバー五輪スピードスケート女子500mで、金メダルを獲得し、セレモニーを行うイ・サンファ

当時、イ・サンファの善戦を期待する声は、それほど多くなかった。1年前に行われた2009年の世界種目別選手権大会で銅メダルに終わったうえに、世界記録を保持していたジェニー・ウォルフの技量がピークだったからだ。

しかしイ・サンファは、韓国女子スピードスケートで初めてオリンピックのメダルを獲得した。歴代オリンピックの表彰台で、最も高い場所に立った最初のアジア女子選手としても名を残した。

韓国が生んだ「オリンピックの英雄」、アジアを超え世界最強へ

イ・サンファの全盛期はそれからだった。

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