12月4日、立教大学と城西大学の「2021年関東大学サッカーリーグ戦2部参入プレーオフ」が行われた。
試合は後半40分に、セットプレーのこぼれ球に辰柳直輝が左足を振り抜いて、城西大学が先制する。しかし、引き分けでも残留が決まる立教大学は、後半アディショナルタイム2分に、宮倉樹里杏が同点弾を決める。
「残りまだロスタイムが3分くらいあった。学生たちがボール持ってきて、前を向いて戦う姿勢が見えたので、ひょっとしたらというのはあった」(城西大学・東海林毅監督)
後半アディショナルタイム5分、城西大学はスローインから右サイドを押し込んでいき、最後は森田翼が得点。試合終了の笛が鳴り、城西大学が2-1で勝利を収め、2部リーグ昇格を果たした。
試合後、城西大学・東海林毅監督は、「サッカーは面白い、と他人事に思えるくらいに出来過ぎな勝ち方だった」と試合を振り返った。
来季、関東2部リーグを戦うことについて、「簡単じゃないことは承知している」とし、「我々の特徴である、粘り強い守備は外せない。そこからどう上積みしていくのか。あとは、学生の人間力を磨くだけ」と抱負を語った。
(文=玉 昌浩)
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