韓国代表DFキム・ヨングォン(31)のKリーグ進出が決定的となった。
ガンバ大阪は12月3日、公式ホームページを通じ、キム・ヨングォンが契約満了に伴い2021シーズン限りでチームを退団することを発表した。
1990年2月生まれのキム・ヨングォンは2010年にFC東京でプロデビュー。その後は大宮アルディージャ、広州恒大(現・広州FC)を経て2019年にガンバ大阪に加入し、主力センターバックとして活躍を披露した。
複数のメディアで伝えられている通り、キム・ヨングォン側の関係者によると、キム・ヨングォンは日本での生活を終え、韓国Kリーグ1(1部)の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)への入団を進めているという。
すでに大枠で合意に達しており、大きな異変がない限り、キム・ヨングォンは来季、蔚山現代のユニホームを着て自身初となるKリーグの舞台を戦う見通しだ。
【関連】キム・ヨングォン、蔚山現代移籍は”恩師”の存在が大きかった?
蔚山現代の立場としても、キム・ヨングォンの加入は心強い。キム・ヨングォンは国際Aマッチ85試合に出場し、2014年ブラジルW杯、2018年ロシアW杯にも出場した経験豊富な韓国代表の主力センターバックだ。
高い守備力に加えてビルドアップ能力も兼ね備えているだけでなく、まだ1990年生まれとDFとして十分活躍できる年齢でもある。キム・ヨングォンの去就がどのような展開を迎えるのか、今後の動向を見守りたいところだ。
■【関連】欧州記者も称賛したファン・ウィジョとG大阪サポの関係「日本は活躍した選手を忘れない」
前へ
次へ