ベトナム代表、日本代表戦前にパク・ハンソ監督と1年の契約延長!最終予選全敗も指導力を評価

2021年11月11日 サッカー

サッカーベトナム代表の“パク・ハンソ神話”は続く。

パク監督側の関係者によると、11月10日、パク監督はベトナムサッカー協会と1年の契約延長に合意したという。

今回の契約により、パク監督は2023年1月までベトナム代表を率いることになる。

現在はU-23ベトナム代表もパク監督が指揮を執っているが、今後はA代表に集中できるよう、協会は次回の東南アジア競技大会(SEA Games)以降、新たにU-23代表監督を選任する。

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パク監督は去る2017年にベトナムA代表とU-23代表の兼任監督に就任して以降、“終わらない神話”を築き続けている。

2018年のU-23アジア選手権準優勝を皮切りに、ジャカルタ・アジア大会ベスト4、AFF(東南アジアサッカー連盟)スズキカップ優勝、アジアカップベスト8など、各大会で結果を残しベトナムを熱狂。その勢いのまま、2022年カタールW杯アジア最終予選にも史上初めて進出している。

最終予選では4戦全敗と苦しんではいるが、サウジアラビアやオーストラリアといった強豪相手にも前線を繰り広げ、底力を示している。

パク・ハンソ監督

協会がパク監督との契約延長を決めたのも、ベトナム代表を最終予選までけん引した指導力を高く評価してのことだ。

パク監督の関係者は、「むしろ今回の4連敗を通じてベトナムサッカー協会がパク監督の能力を改めて知ることになった。成績は良くないが、パク監督を批判するよりも現在のベトナムの水準を直視し、パク監督に力を与えることを望んでいる。契約延長の議論がすぐ終わったのもこうした背景からだ」と説明した。

ベトナム代表は本日(11月11日)、ホームのハノイで日本代表と対戦する。これまで2勝2敗と危機に追い込まれているに日本相手に、パク監督とベトナムはより大きな力を得て試合に臨むものと期待されている。

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