10月30日、アリーナ立川立飛にて日本女子フットサルリーグ2021-2022第5節、立川・府中アスレティックFCレディースとアルコ神戸の試合が行われた。
試合はファーストピリオド9分にコーナーキックから佐々木日菜乃がゴールを奪い、立川・府中アスレティックFCレディースが先制しファーストピリオドを終える。
アルコ神戸はセカンドピリオド33分に高畠早奈恵の得点で同点とする。
しかし、36分にキックインのボールを受けた吉林千景がゴールに向かうボールを蹴り込み、鎰谷佳恵がそのコースを変えてゴールネットを揺らす。このゴールが決勝点となり、試合は2-1で立川・府中アスレティックFCレディースが勝利を収めた。
試合後、立川・府中アスレティックFCレディースの岡山洋介監督は、「アルコさんはハードワークをしてくるチーム。ただ、積極的に前からボールを取りに来るスタイルを取ってくれたので、そこの回避の仕方と、そこを突破した後にシュートに行って終える。また、そこで獲得したセットプレーで狙う。うまくそのセットプレーがはまってくれた」と説明した。
特に、「2点目のセットプレーは、吉林千景と鎰谷佳恵の関係で、何かあれが特別なものではない。練習でやってきた二人のクオリティだけだと思うが、苦しいときに一個のクオリティで相手を上回れるのは大きい。こういう激しい試合では、セットプレーとトランジションのところが分かれ目だとつくづく感じた」と振り返った。
(文=玉 昌浩)
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