女子バレー韓国代表、東京五輪4強導いたイタリア人指揮官が退任…後任はスペイン人コーチ

女子バレー韓国代表を東京五輪ベスト4に導いたステファノ・ラバリニ監督が別れを告げた。

韓国バレーボール協会は10月28日、ラバリニ監督の退任とセサル・エルナンデス・ゴンザレス新監督の就任を発表した。

去る8月の東京五輪以降、協会はラバリニ前監督と再契約に関する協議を進めてきた。

しかし、ラバリニ前監督側が個人的かつ職業上の理由で欧州での活動を希望したため、再契約を断念。そのため、直近3年間でラバリニ前監督とともに韓国代表を率いてきたアシスタントコーチのセサル氏を新指揮官に選んだ。

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ステファノ・ラバリニ前監督

スペイン人のセサル監督は、ラバリニ前監督とともに東京五輪で韓国代表の4位入賞に大きな役割を果たした。直近3年間で務めたコーチでの経験を基に、韓国バレーに対する理解度も高く、選手とのコミュニケーションも円滑に行われているという。

また、欧州複数のチームやスペイン代表でコーチのみならずS&C(ストレングス&コンディショニング)コーチや戦力分析、チームマネージャーなどあらゆるポジションを経験したこともあり、代表チームの全般的な運営に強みを発揮するものと期待される。

セサル監督の任期は2022年から2024年までだ。

セサル監督は「まずは国際舞台で韓国を代表できる光栄な機会をくださった韓国バレーボール協会に感謝したい。また、この3年間で苦楽を共にした親友のステファノ・ラバリニ監督にも大きな感謝を伝える。これからは最善を尽くして2024年パリ五輪を目指すつもりだ。東京五輪期間中に韓国バレーボールファンが送ってくれた応援と情熱をいつも忘れずにいる。これからも代表に多くの関心と応援をお願い申し上げ、韓国バレーの発展のために最善を尽くしていきたい」と、監督就任の決意を語った。

(写真提供=韓国バレーボール協会)セサル・エルナンデス・ゴンザレス新監督

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