日本人選手も戦う韓国Kリーグ昇格プレーオフ、"1カ月の空白”で圧倒的不利の2部チームから嘆きの声

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「どこか練習にでも行くべきなのだろうか」

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Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は10月26日、Kリーグ1(1部)ファイナルラウンドの日程を発表した。これによると、昇降格プレーオフを戦う1部11位のチームは12月4日に決まる見通しだ。

このため、今シーズンのKリーグの昇降格プレーオフは12月8日と12日にわたり行われる。Kリーグ2(2部)のプレーオフを勝ち抜いたチームと1部11位のチームがホーム&アウェー形式で直接対決を繰り広げ、昇格あるいは降格、残留を決めることになる。

ただ、日程面で予想外の問題が起きた。2部3位と4位同士が対戦する準プレーオフは11月3日、同試合の勝者が2部2位と戦うプレーオフは同月7日に行われる。2部を代表して昇格に挑むチームを決める重要な試合だ。

しかし、Kリーグ1は12月になってようやくファイナルラウンドを終える。つまり、Kリーグ2の最終戦から昇降格プレーオフまで1カ月近い空白が発生することになるのだ。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)大田ハナシチズンのMF石田雅俊

相次ぐ日程延期が生んだ空白

当初、Kリーグ1は今月3日までにも正規ラウンドを終え、ファイナルラウンドも11月7日までに終了する計画だった。

ところが、新型コロナウイルス感染症の影響で試合延期が相次ぎ、浦項(ポハン)スティーラースがアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝に進出したことで、当初の予定から1カ月ほど日程が延期された。11月の2022年カタールW杯アジア最終予選による休息期間も影響を及ぼした。

Kリーグ2は国際Aマッチ期間も通常通り試合を開催し、特別な変数もなかったため、予定通り日程を終了する見込みだ。何のアクシデントもなければ10月31日に正規ラウンドが終了し、続けてプレーオフも行われる予定だ。

このため、結果的に2部のチームが不利な状況で昇降格プレーオフに臨まざるを得ない環境が生まれた。

1部11位のチームの場合、今後1カ月の間に体力的に無理のない間隔で5試合を消化する。シーズン終盤ではあるものの、過密日程ではないため負担も少ない。

一方、2部のチームは1カ月以上実戦をできないまま昇降格プレーオフに臨まなければならない。これでは試合感覚を憂慮せざるを得ない。1カ月も期間が空けば、ほぼオフシーズンと変わらないだろう。

練習試合ができるといっても、あくまで「練習」に過ぎない。試合感覚が重要な選手たちにとっては大きな悪材料となりかねない。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)FC安養のMF田村亮介

「練習試合と言っても…」

Kリーグ2の監督たちもこれを憂慮している。昇降格プレーオフ進出が確定していないとはいえ、すべての可能性を考えて準備しなければならないだけに気が重い。

プレーオフに出場するとあるチームの監督は、「心配だ。選手たちにとって1カ月は本当に長い期間だ。試合感覚がほとんどなくなったまま昇降格プレーオフを戦うかもしれない。私だけの悩みではないだろう。昇降格プレーオフが決まれば合宿でトレーニングすることも必要だ」と嘆いた。

また、別の監督も「練習試合と言っても大学生のチームとしかできないだろう。懸念されるのは仕方がない」と苦い表情を浮かべていた。

なお、Kリーグ2のプレーオフには暫定2位のFC安養(アニャン)、暫定3位の大田(テジョン)ハナシチズン、4位が確定した全南(チョンナム)ドラゴンズが出場することがすでに決定。

FC安養には元京都サンガF.C.、サガン鳥栖、福島ユナイテッドのMF田村亮介(26)、大田には元京都、SC相模原、ザスパクサツ群馬、アスルクラロ沼津のMF石田雅俊(26)が在籍している。

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