10月20日、「JR東日本カップ2021第95回関東大学サッカーリーグ戦」、流通経済大学と筑波大学の第15節延期試合が行われた。
試合は前半アディショナルタイム1分に、佐久間駿希のゴールで流通経済大学が先制。後半28分には藤井海和が得点し、2-0で流通経済大学が勝利を収めた。
試合後、流通経済大学・中野雄二監督は、「筑波さんがうちの良さを引き出してくれた」とコメントした。
「今年、筑波さんと試合をするのは、これが3回目だが、天皇杯で3-2、前期リーグでも3-1、今日も2-0。筑波さんは丁寧にサッカーをやって、逃げるようなプレーをしない。うちのプレッシャーをどうかいくぐるかということにこだわってくれている。うちの選手たちはそれに対しては結果も出しているし、今日は本当に自信を持って、落ち着いてやっていたと思う」と説明した。
さらに、「残りの試合を全部勝てば優勝なので、それを学生もわかっている。12年ぶりのリーグ優勝をしたいというのもあって、練習を見ていても、一戦一戦に対する取り組みが違う。僕が勝たせるわけではなくて、何とか彼らに勝ってほしい」と期待を込めた。
一方の筑波大学・小井土正亮監督は、「一言で完敗という試合だった」と総括し、「連戦が少ない我々の方がフレッシュでなくてはいけないのに、すべての面で上回られた。茨城県のライバルとしてリスペクトしかない。なんとか追いつけるように頑張る」と語った。
(文=玉 昌浩)
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