開幕後6試合でわずか1失点に過ぎないほど、「抜け目のない守備」に定評がある。あまりにも守備が強いため、1ゴールを決めただけで勝利する試合が多いほど、経済的なサッカーをしている。
Kリーグを代表するサンバ・デュオであるエドガルとセシーニャは、広島のゴールをこじ開けるために死力を尽くしたが、結局、得点は奪えなかった。
エドガルは自身の持ち味である制空権を活用し、何度もヘディングシュートで相手のゴールを狙った。セシーニャは専売特許である右足フリーキックで広島を攻略しようとしたが、結局得点はなかった。
大邱は後半中盤以降、交代カードを活用して新しい戦略を駆使した。セシーニャに代わって長身DFチョン・テウクを投入し、線の太いサッカーで広島を攻略しようとした。
しかし、広島がその戦略を見抜いてボールポゼッションを高め、大邱の戦略はうまく機能しなかった。大邱はグループリーグの第3戦に続き、ホームでも広島相手に無得点で終わる敗北を味わうだけだった。