パウロ・ベント監督率いるサッカー韓国代表が6月の国際サッカー連盟(FIFA)Aマッチ期間に、韓国国内でオーストラリアやイランと対戦する。
韓国サッカー協会の関係者によると、オーストラリアとは昨年の合意に基づいて、6月のAマッチが決定しており、イランとは契約書のサインだけを残している。韓国代表は6月3日に招集され、6月7日と11日に国内で親善試合を行う。
オーストラリアやイランとの試合日程はまだ決まっていないが、オーストラリアが6月6日に中国とアウェーゲームをすると見られており、韓国対イランは6月7日、韓国対オーストラリアは6月11日に行われる可能性が高い。
オーストラリアはFIFAランキング41位で韓国(37位)よりも4ランク低いが、2006年から4大会連続でワールドカップに出場するなどレベルは高い。両国サッカー協会は昨年、ホーム&アウェー方式でAマッチを行うことを合意した。すでに2018年11月にオーストラリアのブリズベンで対戦しており、その試合は1-1で引き分けた。
イランのFIFAランキングは21位。アジア諸国のなかで最もランキングが高い。韓国はこれまでの対戦成績でも、イランに9勝8分13敗と劣勢だ。特に最近5試合は、1分4敗と苦手としている。イランは代表チームを8年間指揮したカルロス・ケイロス監督がコロンビア代表監督となったため、現在司令塔がいない。
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ベント・コリアは6月のAマッチ2連戦を終えた後、9月から2022年カタールW杯アジア2次予選に突入する。12月には釜山で「2019 EAFF E-1チャンピオンシップ」に臨む。
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