元G大阪ファン・ウィジョが2試合連続ゴール!リーグ・アンのアジア人最多得点記録も「時間の問題」

元ガンバ大阪の韓国代表FWファン・ウィジョ(29、ボルドー)が2試合連続でゴールを決め、リーグ・アンのアジア人最多得点記録に一歩近づいた。

【関連】ファン・ウィジョ、今冬にマルセイユ移籍か

ファン・ウィジョは9月23日(日本時間)、アウェーのスタッド・ドゥ・ラ・モッソンで行われたリーグ・アン第7節モンペリエ戦で先発出場し、得点を記録した。

去る19日に行われた前節のサンテティエンヌ戦で今季初ゴール含む2得点を挙げたファン・ウィジョは、その勢いを今節も維持した。

ファン・ウィジョはモンペリエが0-1でリードしていた前半18分、ペナルティエリアから離れた地点でMFヤシン・アドリ(20)からパスを受けると、力強く右足を振り抜き、強烈なミドルシュートをゴールに突き刺した。

(写真提供=AFP/アフロ)ファン・ウィジョ(右)

2試合連続ゴールであり、今季3得点目だ。25メートル離れた距離から放ったまさに“ワンダーゴール”だった。

現地メディアもファン・ウィジョのゴールを絶賛した。フランスメディア『レキップ』が「ファン・ウィジョがキャノンシュートを放った」と報じると、『ウェブジロンダン』は「とてつもないゴールが決まった」と親指を立てた。

自身の役割をまっとうしたファン・ウィジョは、後半44分にFWメーディ・ゼルカン(22)と交代してベンチに下がった。試合は3-3の引き分けに終わっている。

“固め打ち”で記録更新か

特有の“固め打ち”が始まった様子だ。ファン・ウィジョは昨シーズンにも、初得点を決めた第15節から第21節までの7試合で5得点すると、第29節から第32節までの4試合でも5ゴールを挙げ、一気にチーム最多スコアラーに浮上した。

ファン・ウィジョは2022年カタールW杯予選と東京五輪をすべて消化する強行日程を送っている。これによりコンディション調整も苦労した。第5節ランス戦で負傷交代したことで懸念も生じたが、連続得点に成功した。

モンペリエ戦のゴールにより、ファン・ウィジョは元韓国代表FWパク・チュヨン(36、FCソウル)が2008-2009シーズンから通算3シーズン在籍したモナコ時代に挙げたリーグ・アンのアジア人最多得点記録(91試合25ゴール)の更新まで残り4ゴールとなった。

ファン・ウィジョはボルドー加入初年度の2019-2020シーズンに6ゴールを決めると、2020-2021シーズンには12ゴールを決めた。そこに今季の3ゴールを加え、ここまでリーグ・アン通算21ゴールを記録している。

“固め打ち”に長けたファン・ウィジョなだけに、パク・チュヨンの記録を超えるのは時間の問題と言えるだろう。ボルドーは次戦、9月26日にホームのヌーヴォ・スタッド・ド・ボルドーで行われる第8節でレンヌと対戦する。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集