韓国代表、最終予選の「地獄」はこれから…10月以降に待ち受ける過酷な“中東遠征”

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韓国代表の“テスト”はこれからが本番だ。

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パウロ・ベント監督率いる韓国代表は、ホームで戦った2022年カタールW杯アジア最終予選第1~2戦で2戦全勝に失敗した。

韓国代表は9月2日の初戦でイラク代表と引き分け、7日の第2戦でレバノン代表に勝利した。

韓国サッカー協会の働きかけで、当初アウェー開催だったレバノン代表との第2戦をホーム開催に変更するなど、序盤の勝ち点獲得に尽力していたが、思い通りの結果とはならなかった。

(写真提供=韓国サッカー協会)韓国代表

序盤戦をホームで行っただけに、韓国代表は今後アウェーゲームが多く待ち受けている。

来る10月の最終予選、韓国代表は7日にホームでシリア代表を迎えた後、12日にイラン代表との地獄のアウェーゲームに臨む。

事実上、イラン代表は韓国サッカーの“天敵”だ。イラン代表は2次予選こそ脱落の危機があったものの、ホームでは絶対的な強さを誇る。

韓国代表はイラン代表との通算対戦成績で9勝9分13敗と負け越し。特に、2011年にカタールで行われたアジアカップの準々決勝で勝利したのを最後に、直近10年間で2分4敗と一度も勝利していない。加えて、イラン開催の試合では通算2分5敗の未勝利という凄惨な記録も残している。

日本代表が中国代表と中立地カタール・ドーハで対戦したように、新型コロナウイルス感染症の影響でイラン代表戦も中立地で行われる可能性はある。ただ、アウェーでのイラン代表戦が難しいという事実に変わりはない。

「時差適応」と「長距離移動」

11月の日程も同じだ。韓国代表は同月11日にホームでUAE代表と対戦した後、16日にアウェーでイラク代表と対戦する。

韓国代表の主力を担うFWソン・フンミン(29、トッテナム)やFWファン・ウィジョ(29、ボルドー)ら欧州組は、目の前の相手以外に時差とも戦わなければならない。

彼らには、欧州から韓国に移動した後、今度は中東遠征に臨むという殺人的な日程が待ち受けている。時差適応とコンディション管理が重要であることは言うまでもない。

9月の最終予選だけ見ても、遅れて合流した欧州組の選手は体が重いように見えた。今シーズンから欧州でプレーするDFキム・ミンジェ(24、フェネルバフチェ)も、「(欧州組の代表参加が)大変であることをやっとわかった」と困難を訴えていた。

レバノン代表戦を負傷欠場したソン・フンミン

また、来年にはレバノン代表戦(1月27日)、シリア代表戦(2月1日)と続くアウェー2連戦も控えている。

韓国代表はアウェーでのレバノン代表戦で常に苦しめられている。

初めてレバノン代表とアウェーで戦った1993年5月の1994年アメリカW杯1次予選では勝利したが、以降行われた4試合では3分1敗と一度も勝てていない。直近の対戦はスコアレスドローで終えた2019年11月の2次予選だ。

レバノンでの試合は海抜500~600メートルの高地帯で行われるだけでなく、芝生の状態も良くない。韓国では選手たちが適応に苦労する地として有名だ。

最終予選で異例にも中東5カ国と戦う韓国。過酷な中東遠征が続く戦いとなるが、無事勝ち抜くことはできるのだろうか。

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