キム・ヨンギョン、現役引退後のセカンドキャリアはどうする?「候補は3分野」と悩み告白

東京五輪を最後に女子バレー韓国代表を引退したキム・ヨンギョン(33)が、選手引退後にキャリアに対する真剣な悩みを打ち明けた。韓国メディア『OSEN』が9月7日に報じている。

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キム・ヨンギョンは6日、オンラインで記者会見を実施し、東京五輪後の近況と今後のキャリアに関する計画を伝えた。

東京五輪ベスト4進出の立役者であるキム・ヨンギョンは、大会後に設けた韓国バレーボール協会のオ・ハンナム会長との面談の場で、代表引退の意思を明らかにした。オ会長も選手の意思を尊重し、キム・ヨンギョンは2004年から始めた代表キャリアに幕を閉じた。

「代表引退の時期をいつ決めれば良いか悩んだ。どの時点になれば(引退しても)大丈夫なのかを考えた」というキム・ヨンギョンは、「オリンピックという大きな大会が終わってから引退を考えたらどうかと考えた。実際、負傷もあったし、1年中休まず歯車のように回っているような気がした。手に余ると思い、引退時期をオリンピック後に決めた」と代表引退の背景を説明した。

キム・ヨンギョン

長い間代表生活を送ってきただけに、引退発表から3週間近くたった今も実感が湧かない。「まだ信じられない。来年のアジア大会に参加しないことも変に感じる」と率直な心境を明かす。

代表を退いた今、キム・ヨンギョンが考える韓国女子バレー界の“NEXTキム・ヨンギョン”は誰だろうか。

「たくさん選手がいるので一人だけを選ぶことが難しかった。(私が)言わずとも、韓国バレーボールをけん引できる選手たちがいる」と話すキム・ヨンギョンは、「それぞれのチームでエースの役割を果たし、代表も経験した選手が責任感を持って準備しなければならないと思う。すべての選手がそれを理解してほしい」と望みを伝えた。

「私自身未来が気になる」

キム・ヨンギョンは記者会見を通じ、選手引退後の進路に対する悩みも打ち明けた。候補は大きく分けて「指導者」「行政家」「タレント」の3分野のようだ。

「指導者に対する意欲がある。海外のシステムを取り入れて選手を育成してみたい。それに、行政的な部分も考えさせられた。バレーボールは現場でやるものだが、その過程には行政がある」

「“タレント”キム・ヨンギョンになる可能性もあるのではないかと考えている。たくさんするつもりはないが、これまでテレビに出演して新たな経験をしてみて良かったことが多かった。色んな方面を考えているので、私自身未来が気になる」

代表を退いたとはいえ、その実力は今もトップクラスと言っても過言ではないキム・ヨンギョン。いずれ選手生活を終えた後、どのようなセカンドキャリアを送るのかも注目してみたい。

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