「“日韓戦”逆転勝利が最も印象的」キム・ヨンギョンが振り返る「東京五輪」と「代表引退」

元女子バレーボール韓国代表のキム・ヨンギョン(33)が、東京五輪後の代表引退に対する心境とファンへの感謝を伝えた。韓国メディア『OSEN』が9月6日に伝えている。

【写真】「カッコよすぎ」キム・ヨンギョンの“上目遣い”

キム・ヨンギョンは同日、メディアとのオンライン記者会見を設け、東京五輪を振り返るとともに代表引退の心境を語った。

試合後に誰もいないコートを一人見つめる姿が注目を集めた東京五輪では、「今回のオリンピックが最後だということを毎試合で考えた」という。

そんなキム・ヨンギョンに対するファンの応援は絶えなかった。「ファンに本当に感謝したい気持ちを持って韓国で過ごした。(応援を)とても実感している」という彼女は、「オリンピックが本当に大きな大会だったと感じている」と述べた。

「言葉で表現できないほどに嬉しかった」

キム・ヨンギョンは東京五輪で刺激的だった試合も語った。その試合とは、7月31日に行われたグループステージの日本代表戦だ。

当時、セットカウント3-2の逆転勝利で決勝トーナメント進出を確定した熱戦を、キム・ヨンギョンはこう振り返る。

「最も刺激的だった試合は“韓日戦”だ。特に、12-14から逆転勝ちして最後のセットを終えた。逆転勝利は言葉で表現できないほどに嬉しかった。そのときが一番記憶に残っている」

東京五輪を終え、キム・ヨンギョンは代表引退を発表した。長い間代表のエースとして活躍してきただけに、たくさんの思い出を抱いている。

ファンから寄せられた独特な応援文句も覚えている。キム・ヨンギョンは「SNSにたくさんのハートを送ってくださっている。最も記憶に残っているのは“教会は聖書(ソンギョン)、仏教はお経(プルギョン)、バレーボールはキム・ヨンギョン”という文だ。ほかにも、面白くて奇抜な文が多かった」と伝えた。

キム・ヨンギョン

昨シーズン限りで韓国Vリーグの興国生命ピンクスパイダーズを退団したキム・ヨンギョンは、新天地の上海ブライトユーベストでプレーするために中国へ向かう。ただ、その後の計画は決まっていない。欧州やアメリカなど、他大陸のリーグも視野に入れている。

それでも確実なことはある。キム・ヨンギョンは「これからの選手生活が残っている。多くの人が引退の話をするが、休むのは代表だけだ。選手生活は続ける。今後も最高の技量を見せ続けたい。“まだ上手だね”、“年は取ったけど上手いね”という声を聞けるように管理したいし、そのような目標に進みたい」と意気込みを語った。

キム・ヨンギョンは最後に、「テレビにもたくさん出演するが、私は“バレーボール人”だ。バラエティ番組にも出演したが、スポーツ記者にも会いたいと思った。良い席を設けてくれてよかった。今後は裏で一生懸命代表チームをサポートするつもりなので、多くの関心を向けてほしい。女子バレーボールに多くの関心を持っていただきたい」と力強く伝えた。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集