韓国代表ベント監督、W杯アジア最終予選突破に自信!「最善の結果を出せる」【一問一答】

「上手くやれるという自信がある。選手たちのコンディションも良い」

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パウロ・ベント監督率いる韓国代表は9月2日、ソウルワールドカップ競技場で行われる2022年カタールW杯アジア最終予選の初戦でイラク代表と対戦する。なお、来る7日には水原ワールドカップ競技場でレバノン代表と戦う。

イラク戦に先立ち1日にオンラインで行われた前日記者会見には、ベント監督とDFキム・ヨングォン(31、ガンバ大阪)が出席。

(写真提供=韓国サッカー協会)ベント監督(左)とキム・ヨングォン

ベント監督は「最終予選は2次予選の準備と似ている。相手こそ違うが、2次予選よりははるかに強い相手だ。毎試合で上手くできるよう、最善の方法を準備する。我々が上手くやれるという自信がある。選手たちは最善のパフォーマンスで最善の結果を出せるだろう」と自信を示した。

また、FWソン・フンミン(29、トッテナム)やFWファン・ウィジョ(29、ボルドー)ら欧州組の一部が試合2日前の8月31日に合流した点については、「現在招集された選手は皆コンディションが良い。数人は2日前に到着したため容易ではないが、実際に我々が直面している問題なので適応しなければならない。今日初めて全選手揃って練習をした。明日午前の練習後にラインナップを決める。選手たちのコンディションに問題はない」と強調した。

(写真提供=韓国サッカー協会)ベント監督

「自分たちのスタイルで試合に臨む」

以下、ベント監督との一問一答。

―最終予選に臨む覚悟は。

最終予選は2次予選の準備と似ている。相手こそ違うが、2次予選よりははるかに強い相手だ。毎試合で上手くできるよう、最善の方法を準備する。望む方法通りに、準備した通りに試合をする。

―ソン・フンミン、ファン・ウィジョなど欧州組の一部が遅れて合流して試合を戦う。ソン・フンミンのハムストリング負傷の程度は。

現在招集された選手は皆コンディションが良い。数人は2日前に到着したため容易ではないが、実際に我々が直面している問題なので適応しなければならない。今日初めて全選手揃って練習をした。明日午前の練習後にラインナップを決める。選手たちのコンディションに問題はない。

(写真提供=韓国サッカー協会)ソン・フンミン(左)と話を交わすベント監督

―一部の対戦国はAマッチ招集規定とは別個に早々に招集し、調整を行っていた。規定に徹底的に従う韓国に不利に働く可能性は。

与えられた条件で試合をしなければならない。相手の長所になるかもしれないが、それが言い訳にはならない。我々はどのようなコンディションで戦うことになるのかを知っていた。最善の応報で準備することが重要だ。自分たちが上手くやれるという自信がある。選手たちは最善のパフォーマンスで最善の結果を出せるだろう。

―中東特有の“ベッドサッカー”(試合中すぐに倒れてあからさまな時間稼ぎをすること)の攻略法は。

過去にも話したが、この問題は我々がコントロールできることではない。最大限自分たちの試合をしながら、正しい姿勢で臨むようにと選手たちには注文した。すべての試合に該当することだ。ピッチ上でコントロールできるのは審判だ。外的には競技規則を作った人間がコントロールできる。バスケットボールと似たようなルールがなければならない。

ただ、かといって心配はしていない。ほかのものも変えないだろう。我々のスタイルで試合に臨むつもりだ。

―2018年8月の韓国代表監督就任以降、今回がイラクとの初対戦だ。相手の特徴の警戒対象は。

相手がほかの戦術を用いることもある。以前は相手によって5バックや4バックを交互に使っていた。最近(ディック・アドフォカート)新監督が就任したが、初采配の試合なだけに5バックやビルドアップサッカーなど多様なことを予想している。これまではロングボールを多用するサッカーをしていた。セカンドボールに対するプレーや守備も積極的に行うチームだ。高い強度で積極的に試合に臨む。

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