キム・ヨンギョン&“いじめ双子”が抜けた興国生命は今…新生チームでカップ戦準決勝進出!

韓国Vリーグ女子部の興国生命ピンクスパイダーズが、新シーズン開幕を知らせるカップ戦で2連勝に成功した。

【写真】キム・ヨンギョン、私服姿の“上目遣い”

興国生命は8月26日、京畿道(キョンギド)の議政府(ウィジョンブ)体育館で行われたKOVOカップ順位決定戦で、韓国道路公社ハイパスにセットカウント3-1(25-23、18-25、25-22、25-21)で勝利した。

大会初戦で現代建設ヒルステートに敗れるも、続くIBK企業銀行アルトス戦で勝利した興国生命。韓国道路公社戦の勝利で大会通算2勝1敗とし、準決勝進出に成功した。

(写真提供=KOVO)興国生命

キム・ヨンギョンらの退団でチーム刷新

興国生命は昨シーズンから大幅に戦力がダウンした。今年2月に学生時代のいじめが発覚し、無期限出場停止の後に自由契約選手となってチームを離れたイ・ジェヨン(24)とイ・ダヨン(24)の双子姉妹のほか、東京五輪で韓国をベスト4に導いたキム・ヨンギョン(33)も中国の上海ブライトユーベストに移籍したのだ。

代表クラスの選手がこぞって抜けたことにより、かつては“アベンジャーズ”と呼ばれるほどの戦力を誇ったチーム状況は一変。そのため、今シーズンは2014年から指揮を執るパク・ミヒ監督の下、残された選手に新戦力を加えた“新生チーム”として再出発を図っていた。

そんななかでの大会2連勝、ベスト4進出は成果とも言えるが、パク監督に笑顔はなかった。

(写真提供=KOVO)パク・ミヒ監督

パク監督は試合後、「選手たちは自ら影響力を発揮して試合に臨んでいるが、最も基本的な部分で右往左往し、整理ができていない部分がある。時間と練習が必要だ。なぜミスが出たのかわからない場合も多い。そうした部分を縮小し続けることが、今我々がすべきことだ」と述べた。

実際、戦力面で見れば興国生命は優勝を狙えるレベルにない。「オ・ウ・フン(”どうせ優勝は興国生命“を略した韓国語)」という造語まで誕生した昨シーズンと比べればなおさらだ。

「昨シーズンの話は今日までにしたい」と強調したパク監督は、「いま一生懸命プレーしている選手のためにも、昨季と比較するより現在の選手に焦点を合わせたい。今はただ彼女たちの成長に価値を置くことが私の望みだ」と力を込めた。

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