かつてガンバ大阪で活躍し、先の東京五輪ではハットトリックの活躍を見せたFWファン・ウィジョ(29、ジロンダン・ボルドー)の年俸が急騰している。
財政危機に苦しんでいるボルドーは現在、選手売却に努めており、ファン・ウィジョも売却リストに含まれている状況だ。
【写真】 ファン・ウィジョとオ・ジェソク、元ガンバコンビの再会にファンもにっこり
ボルドーは8月8日(日本時間)に行われたフランス・リーグ1開幕戦で、昇格組のクレルモンに0-2で敗北。そして8月16日に行われたリーグ戦第2節では、強豪マルセイユ相手に2-2のドローの結果を収めたものの、未だ勝ち星を挙げられずにいる。
昨シーズン、チーム最多の12得点(3アシスト)を挙げ、移籍説が浮上したファン・ウィジョだが、まずは現所属チームのボルドーに合流している。6月にW杯2次予選を消化し、7月には東京五輪で4試合を戦っていたため、コンディションが懸念されている状況だ。
フランスメディア「FUSSBALL TRANSFERS」は8月15日、「サウサンプトンはダニー・イングスが去ったセンターFWの座に、ファン・ウィジョ(の獲得)を念頭に置いている」とし、「ドイツのヴォルフスブルクもライバル」と報道。ヨーロッパの移籍市場はまだ開かれているだけに、ファン・ウィジョの去就も定まっていない。
ファン・ウィジョも、かねてから欧州5大リーグへの移籍を熱望してきただけに、リーグを移る可能性も少なくない見通しだ。
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