韓国の“美人いじめ双子”のコート復帰は絶望的?ギリシャ行きが再燃も即鎮火

学生時代のいじめ発覚で物議を醸したイ・ジェヨン(24)、イ・ダヨン(24)の双子姉妹が、ギリシャの女子プロバレーボールチーム・PAOKテッサロニキに選手登録されたというニュースが報じられたが、ハプニングだったようだ。

【写真】「この世の美貌じゃない」美人双子の圧巻ビジュアル

とあるメディアは8月13日、「PAOKテッサロニキが最近、イ・ジェヨン、イ・ダヨン姉妹を今シーズン(2021-22年)選手として登録した。球団のホームページに背番号を設定し、選手を紹介した」と伝えた。

しかし、このメディアが言及したPAOKテッサロニキのホームページは球団の公式ホームページではなく、世界各国のバレーボールに関するニュースを伝える「バレーボックス」というデータベースサイトで、ポーランド、イタリア、ベルギーの5人が運営する一種のファンサイトだ。

そして同日9時頃、バレーボールボックスが紹介したPAOKテッサロニキのデータベースには、イ・ジェヨンとイ・ダヨンの名前は存在しない。球団ホームページのトップに掲載された「クラブ史上最高の選手」(Best player in club history)にも、イ・ジェヨンの名前と紹介資料は見当たらない。

イ・ジェヨン(左)とイ・ダヨン

これはバレーボールボックスが2人の移籍事実を明確に確認せず、アップデートを行ったあと、再び修正したものと見られる。PAOKテッサロニキの公式ホームページにも、移籍に関する公式ニュースはない。

半年が経っても未だ収まらない余波

今回の件に先立ち、6月中旬ごろ、トルコのスポーツエージェンシー「CAAN」が、「イ・ダヨンがギリシャのPAOKテッサロニキとすべての交渉を終えた」と明らかにしたことから、ギリシャ行きの説が流れ始めたのだ。

2月に被害者の告発で広まった中学時代の“いじめ問題”により、所属チームの興国生命(フングクセンミョン)ピンクスパイダーズから無期限出場停止の懲戒を受けていた2人。

その後、興国生命は6月末、2人を2021-2022シーズンのVリーグ選手登録を推進したが、 世論からの反発により諦めることとなった。この時、両選手は自由契約選手となり、ほかのチームとも交渉できるようになったものの、未だ所属先が見つかっていない状況だ。

しかし海外進出のためには、韓国バレーボール協会の“国際移籍同意書”を発給してもらわなければならない。

協会は、「協会の規定上、社会的に物議を醸した選手に対しては、国際移籍同意書を発給していない」と明らかにしている。2人のいじめ問題が解決されない限り、海外でのプレーは難しいのが現状だ。 

なお2人が海外進出を“強行”する方法は存在する。韓国バレーボール協会ではなく、国際バレーボール連盟(FIVB)の有権解釈を受けて、国際移籍同意書を発給してもらう方法だが、FIVBが有権解釈を下すかどうかは未知数なので、現実的に八方塞がりの状態だ。

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