韓国が最も期待する若手選手イ・ガンイン、今夏にバレンシアを去ってしまうのか

韓国サッカーの有望株イ・ガンイン(18)が今夏、バレンシアを去るかもしれない。

スペインメディア『エルゴールデジタル』は3月28日(日本時間)、イ・ガンインが「来る6月にバレンシアを離れることが決定した」と報じた。

同メディアは「イ・ガンインは才能がある若い選手だが、バレンシアで不公平で複雑な状況に置かれた」とし、「彼はスペイン2部リーグのデポルティーボ・ラ・コルーニャやグラナダCF、CAオサスナの3クラブを検討している」と伝えた。

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それらのクラブはいずれもイ・ガンインの出場時間を保障しており、移籍形態はレンタルになる可能性が高い。

イ・ガンインがレンタル移籍の条件として、「1部リーグ昇格」を提示したこともわかった。検討されている3クラブはいずれも1部リーグ昇格の可能性があるチームで、イ・ガンインが選手として出場時間の問題を解決するだけでなく、競争力を育てるうえでも不足はない。

先立ってイ・ガンインは、ヘタフェとのスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準々決勝にスタメン出場するなど、1軍で十分な競争力を見せた。バレンシアも今年1月、イ・ガンインと1軍の契約を結んだ。バイアウトも2000万ユーロ(約25億円)から、なんと8000万ユーロ(約100億円)に引き上げた。

しかしその後、風向きが変わった。

イ・ガンイン

イ・ガンインはほとんど試合に出場することができず、長時間ベンチを温めるしかなかった。契約上、2軍でプレーすることもできず、試合感覚の低下が避けられない状況だ。

地域メディアとバレンシアファンの批判にも、マルセリーノ・ガルシア・トラル監督は頑なだ。

マルセリーノ監督は「イ・ガンインは17歳(当時)の選手であり、継続的に出場することは難しい」とし、「バレンシアは勝利を求め、私はチームのために最高の選手を探す必要がある。バレンシアにはさまざまな選手がいるので、イ・ガンインが隙間を割って出場することは非常に難しい」と述べた。

イ・ガンインは去る3月26日、ソウルワールドカップ競技場で開かれた韓国対コロンビアの親善試合で、交代選手リストに名前が挙がったが、試合に出場することはなかった。

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