東京五輪で苦戦続く韓国選手団、「金メダル7枚以上、総合順位10位以内」の目標は本当に現実的か

2021年07月29日 スポーツ一般 #東京五輪
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「金メダル7枚以上、総合順位10位以内」を東京五輪の目標に掲げた韓国選手団の苦戦が続いている。

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韓国は、時差が同じで気候条件も似ている隣国・日本で開催される今回のオリンピックで、内心では期待値を上回る成績を期待していた。

ただ、7月28日午後の時点で、金メダルはアーチェリー3種目(混合団体、男女団体戦)で獲得した3枚のみ。そのアーチェリーは男女個人戦も加えた“金メダル独占”を狙っている。そんな絶好調のアーチェリーと異なり、他種目は期待に及ばない成績に終わっている。

韓国は従来、夏季五輪では序盤の結果が大会全体の成績を左右することが多かった。しかし、最大5枚は金メダルを期待できるとして“ゴールデン・デイ”と呼ばれた24日以降、韓国の選手のほとんどが力を発揮できなかった。

特に、オリンピックで4大会連続メダル獲得中だった“射撃の皇帝”チン・ジョンオ(41)のほか、フェンシング男子サーブルで世界ランキング1位のオ・サンウク(24)、テコンドー女子49キロ級のシム・ジェヨン(25)らがメダル獲得に失敗し、早々にトーナメントを退いた。

(写真=聯合ニュース)テコンドー男子68キロ級3位決定戦で敗れたイ・デフン

なかでも、韓国の国技であるテコンドーは、2000年シドニー五輪から正式種目に採択されて以降、史上初めてオリンピックを“ノーゴールド”で終える屈辱を味わった。男子68キロ級世界1位のイ・デフン(29)は3位決定戦で敗れ、手ぶらで帰国の途に就いた。

韓国テコンドーは、女子67キロ超級でイ・ダビン(24)が銀メダル、男子80キロ超級でイン・ギョドン(29)が銅メダルを獲得したのがすべてだった。

テコンドーは従来のオリンピックで大会後半に行われていたが、東京大会では“韓国強勢種目”と呼ばれるアーチェリーや射撃、フェンシングなどと同じ序盤に行われた。それだけに、韓国選手団の序盤のメダル争いはいつになく重要だった。

“メダルダークホース”の種目に期待

去る21日に競技がスタートした東京五輪も、早くも中盤を過ぎようとしている。後半には陸上やヨットなどで多くの金メダルがかかっているが、韓国がこれらの種目でメダルを狙うことは難しい。そのため、中盤で巻き返しを図る必要がある。アーチェリーの男女個人戦含め、野球など球技種目の善戦が求められる。

ここに、戦前の期待が低かった種目で“サプライズ金メダル”が誕生することになれば、韓国選手団が目標に掲げる金メダル7枚に近づくことができる。

可能性は十分だ。韓国の“メダルダークホース”と呼ばれる種目が競技開始を待ち望んでいる。

代表的なのが近代五種だ。鎭川(チンチョン)国家代表選手村のシン・チヨン選手村長も、同種目を今大会の“サプライズ金メダル”最有力候補に挙げている。

また、自転車競技トラック種目に出場するイ・ヘジン(29)は昨年3月にドイツで行われた同種目の世界選手権で銀メダルを獲得しており、オリンピックでもメダル候補に挙げられている。

そのほか、レスリング男子グレコローマンスタイル67キロ級のリュ・ハンス(33)と、ボクシング女子ライト級のオ・ヨンジ(30)も、静かに金メダルを狙っている。

鎭川国家代表選手村の関係者は、「伝統的に強い種目も、一世代が終わると一種の過度期を迎える。よく10年周期で解釈されるものだ」とし、「最近の韓国は、2012年ロンドン五輪で金メダル13枚と(国外開催五輪における歴代最高成績の)総合5位を記録したとき、頂点に達した」と語った。

そのうえで、「今はその頃に全盛期を迎えた選手が引退を見据えており、新鋭が出てくるタイミングだ。“金メダル7枚”の目標はわけもなく決めたわけでない」と伝えた。

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