伊藤美誠に36分間でストレート負けのチョン・ジヒ…韓国の卓球男女シングルスが全滅【東京五輪】

中国から韓国に国籍を変えてから早10年。韓国女子卓球のエースに成長したチョン・ジヒだったが、女子シングルスのメダル獲得の夢は日本の伊藤美誠によって終わった。

【写真】韓国選手団の弁当の中身は?

世界ランキング14位のチョン・ジヒは7月28日、東京体育館・第1コートで行われた東京五輪・卓球女子シングルス準々決勝で、世界ランキング2位の日本の伊藤美誠に0-4(5-11、1-11、10-12、6-11)で完敗し、4強入りの前に挫折した。

伊藤美誠は今回のオリンピックで水谷準と共に混合ダブルス決勝で、中国を相手に4-3の劇的な逆転勝ちを収め、金メダルを獲得した強豪。彼女の活躍で、日本は1988年ソウル五輪から正式種目となった卓球競技で、初の金メダルの感激を味わった。

チョン・ジヒは第1セットから伊藤美誠のサーブに苦しみ、0-4とリードされ、最終的には5-11で敗れた。第2セットではさらに0-10まで差が開き、1-11で落とした。その後もチョン・ジヒは良さを見せることができないまま、ストレート負け。36分間の完敗だった。

(写真=聯合ニュース)チョン・ジヒ

チョン・ジヒの脱落で、韓国の卓球男女シングルスは全滅した。

同日、男子シングルス準々決勝でチョン・ヨンシクが中国の樊振東に、0-4で敗れている。7月27日にはシン・ユビンが女子シングルス3回戦で敗退した。誰一人、メダルをかけた準決勝に進出することができなかった。

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