全世界的な新型コロナウイルスのパンデミックで1年延期して開かれる2020東京五輪だが、韓国人の関心が過去大会のなかで最も低いことが確認された。
韓国ギャラップが去る7月20日から22日までの3日間、18歳以上の1003人に東京五輪への関心を問う世論調査を行った。
その結果、「関心がある」と答えたのは回答者の32%だけで、66%が「関心がない」と答えた。残りの2%は意見を留保した。
全世界的なスポーツイベントであるオリンピックだが、東京大会に対する韓国人の関心は、1992年バルセロナ大会以来で最も低い。「関心がない」が「関心がある」を上回ったのは同調査で初のことで、さらに「関心がない」が過半数を占めたのは異例だ。
関心のある種目としては、「サッカー」(40%)、「野球」(20%)、「アーチェリー」(16%)、「バレーボール」(7%)、「陸上競技」「水泳」「テコンドー」(4%)、「射撃」(3%)、「フェンシング」「柔道」(2%)などだった。
オリンピックが成功するかどうかを聞いた回答も、悲観論が優勢だった。回答者の7%だけが「楽観的」と予想しており、84%は「悲観的」と答えた。
なお今回の調査の信頼水準は95%、標本誤差±3.1%ポイントだ。
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