サッカー韓国代表のGKチョ・ヒョヌ(大邱FC)が、5カ月ぶりに韓国代表の守護神を担う可能性が高まった。ライバルであるキム・スンギュ(ヴィッセル神戸)に腸炎の症状が出ており、3月26日のコロンビア戦出場が事実上、難しくなったからだ。
キム・スンギュは腸炎の症状により、コロンビア戦を翌日に控えた3月25日、坡州サッカー国家代表トレーニングセンター(NFC)で開かれた代表チームの練習に参加していなかった。
代表関係者は「キム・スンギュは食事をちゃんととれないようだ。嘔吐をして体の調子が良くなく、病院で点滴を打っている」と述べた。キム・スンギュは体調が良くないが、早期にチームを離脱することなく、コロンビア戦後にチームメイトと解散する予定だ。
キム・スンギュは、去る1月1日のサウジアラビア戦からアジアカップ本戦を含め、ボリビア戦まで最近7試合連続で韓国のゴールを守った。
チョ・ヒョヌは昨年11月のオーストラリア遠征で行われたウズベキスタンとの親善試合以降、出場機会をつかめていなかった。しかしキム・スンギュのコロンビア戦出場が難しくなり、チョ・ヒョヌにチャンスが訪れると見られている。
一方、チ・ドンウォン(アウクスブルク)も左ひざの負傷で、コロンビア戦出場が不可能となった。休養が必要という判断で同日、代表チームから除外され、所属チーム復帰が決まった。
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