アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でガンバ大阪と同組だった全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースからも、新型コロナウイルス陽性者が発覚した。
全北現代は7月15日、コーチングスタッフ1人が新型コロナ陽性と判定されたことを発表した。
全北現代はウズベキスタンで行われたACLグループステージを終え、12日に韓国に入国。クラブによると、入国直後のPCR検査では全員が陰性判定を受けたが、13日に再実施した検査で陽性が発覚したという。
陽性と判定されたコーチは、防疫当局の指針に基づき治療センターに入所して治療を受ける。そのほか、ウズベキスタン遠征に同行した選手やコーチ陣、役員は、2週間の自主隔離を過ごす予定だ。
全北現代はガンバ大阪、チェンライ・ユナイテッド、タンピネス・ローバースと同居したグループHを1位で突破。来る9月14日に予定されている決勝トーナメント1回戦ではパトゥム・ユナイテッドと対戦する。
なお、全北現代は全選手が隔離を行うことになるため、来る7月21日のKリーグ1(1部)第20節浦項(ポハン)スティーラース戦、24日の第21節光州(クァンジュ)FC戦、28日の第16節延期分FCソウル戦、31日の第22節水原(スウォン)FC戦の延期が決まっている。
ACLに参加したKリーグ勢では、川崎フロンターレと同組の大邱(テグ)FCでも選手1人が新型コロナ陽性と判定。名古屋グランパスと同組の浦項、前回王者の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)からは現時点で陽性者は発覚していない。
韓国国内では、現在まで城南(ソンナム)FCに計15人、済州(チェジュ)ユナイテッドに計1人の陽性者が発覚している。
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