7月7日、「天皇杯JFA第101回全日本サッカー選手権大会」3回戦が行われた。J1の柏レイソルは、三協フロンテア柏スタジアムにJ2の京都サンガを迎えた。
試合は前半12分にペドロ・ハウルの右からのクロスを、「当ててふかさないことだけをイメージした」という戸嶋祥郎が右足でワンタッチでゴールに入れて、柏レイソルが先制。しかし、「先制点を奪ってから集中が切れた」(柏レイソル・ネルシーニョ監督)ところで、京都サンガ・中野克哉にヘディングゴールを許し、同点で前半を折り返す。
柏レイソルは終盤の後半44分にも、京都サンガ・荒木大吾に左サイドから左足を振り抜かれて失点。試合は1-2で柏レイソルの敗戦となった。
試合後、柏レイソル・ネルシーニョ監督は「試合の内容自体はどちらに転んでもおかしくないゲームだった」としつつも、ゲームの終盤で相手に得点を許したことについて、「ゲーム運びをしっかりと、こちらでコントロールしていくという意味では、本当に課題の残ったゲームだと思う」と試合を総括した。
最後に「チームはしっかり戦ったが、今日の試合もまたホームで敗戦を喫してしまった。非常に悔しい試合だった」と語った。
(文=玉昌浩)
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