韓国代表で7試合連続無得点のソン・フンミン、新たな“活用法”はツートップ?

最大の課題は、“ソン・フンミンの活用法”だ。

サッカー韓国代表のエースであり、キャプテンでもあるソン・フンミン(トッテナム)は最近、Aマッチ7試合でゴールを決めていない。昨年9月のコスタリカ戦、チリ戦で沈黙し、10月のウルグアイ戦、パナマ戦でも無得点に終わった。今年行われたアジアカップの中国戦とバーレーン戦、準々決勝のカタール戦でも同じだった。パウロ・ベント監督就任後、異例といっていいほど、得点できない期間が長くなっている。

ソン・フンミンは2010年に韓国代表となり、2度にわたって9試合連続無得点を記録したことがある。

まず2011~2013年初旬まで得点できなかったのだが、当時はまだ代表チームに完全に定着していない時期だった。また2014年ブラジルW杯以降、2015年初旬までも沈黙したことがある。そのときはドイツ・ブンデスリーガのレバークーゼン時代だったが、、今ほどの存在感があったわけではなかった。

もしソン・フングミンが今回のAマッチ2連戦を無得点で終えると、本人のAマッチ最多連続無得点記録に並ぶことになる。

ソン・フンミン

ソン・フンミンの無得点は、“皮肉”でしかない。ここ2~3年の間にソン・フンミンは、プレミアリーグで爆発的な決定力を見せている。今シーズンも16ゴールを決めた。イギリスでプレーする姿を見ると、“脱アジア”を超えて“ワールドクラス”といっていい得点力を持っている。

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ところがトッテナムでは次々と生まれるゴールが、韓国代表チームでは作れずにいる。彼個人の問題とするのではなく、チームの課題と見るほうが適切だろう。彼の優れた能力を生かせないのは、あまりに惜しい。3月のAマッチ2連戦の最大の課題は、ソン・フンミンの得点力を生かす方法を見つけることだ。

ソン・フンミンを“ツートップ”で使う?

それを意識するかのように、ベント監督は練習でソン・フンミンのポジションに変化を加えた。

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