社団法人韓国山岳連盟は、オリンピック東京大会で初めて実施されるスポーツクライミング韓国代表チームに、褒賞金を支給するそうだ。
韓国山岳連盟のソン・ジュンホ会長は7月7日、スポーツクライミング韓国代表選手のモチベーションアップのため、褒賞金を与えると発表した。
金メダルに1億ウォン(約1000万円)、銀メダルに5000万ウォン(約500万円)、銅メダルに3000万ウォン(約300万円)が与えられる。また監督やコーチといった指導者たちも、別途インセンティブを受けとることとなる。
ソン・ジュンホ会長は「史上初めてオリンピックの舞台に立つスポーツクライミング種目の選手たちの汗とこれまでの情熱が、オリンピックの舞台で貴重な結果として報われることを期待し、準備した褒賞の約束が、選手たちにとっては小さな力であっても、応援と動機づけになってほしい」と述べた。
続いて「五輪初の正式種目に採択されたスポーツクライミング種目での好成績を通じて、国威宣揚とともにスポーツクライミングの魅力を国民に広く知らせる良い機会になればと思う」伝えている。
スポーツクライミングは2020年東京五輪、2024年パリ五輪の正式種目に採択され、ソ・チェヒョン(2019リード世界ランク1位)、チョン・ジョンウォン(2018ジャカルタ・パレンバンアジア大会金メダリスト)の2人が韓国代表として東京五輪に参加する。
代表の2人は今後、7月8日に行われる韓国選手団の結団式に参加したあと、7月9日から韓国の鎮川(チンチョン)にある選手村に入り、最終的な技術点検訓練などを経て28日に東京へと向かう予定だ。
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