7月4日、「JR東日本カップ2021第95回関東大学サッカーリーグ戦」、流通経済大学と拓殖大学の第10節延期試合が行われた。
試合は前半30分に菊地泰智のフリーキックを家泉怜依がボレーでネットに突き刺し、流通経済大学が先制。「失点してもしようがない場面もあった」(流通経済大学・中野雄二監督)という後半15分間を乗り切った流通経済大学は、後半25分にリスタートから仙波大志が追加点を奪い、後半43分には満田誠がダメ押し。試合は3-0で流通経済大学が勝利を収めた。
2試合連続無失点で勝利した流通経済大学・中野雄二監督は、「攻撃的にサッカーをやるなかで、失点が止まらなかったが、原因はわかっていた。学生たちがそれをどう考えていくのか、我慢して経験を積ませていた。ただ、これ以上負けると優勝争いから脱落してしまう」というところでシステム変更に着手。
「システムと役割について学生がわかってきて、今日も危ない場面もあったが、3-0でしっかり勝利できたことで、ここに来てチームがぐんといい方向に動き出したというのが正直なところ」と語った。
一方の拓殖大学・玉井朗監督は「インテンシティが高く、すごくいい勉強になった」とコメントした。
(文=玉 昌浩)
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