大谷翔平の2打席連続アーチに「不可能と思われた歴史を築いている!」と韓国メディア

現実では不可能と思われた歴史を大谷翔平(26、ロサンゼルス・エンゼルス)が連日築いている。シーズン27号、28号の2打席連続アーチを描き、メジャーリーグ(MLB)の本塁打部門で単独首位に立った。

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投手と打者を兼業することはできる。しかし、その舞台がMLBであれば話は別だ。

MLB最高年俸を誇る投手ゲリット・コール(30、ニューヨーク・ヤンキース)も、去る2019年には大谷の“二刀流”は難しいとの反応を見せていた。

当時、コールは「投打兼業は想像もできなかった。打撃に専念し、投手は抑えとして短いイニングを投げれば良い。ケガをせず最大限才能を発揮してほしい」と語った。

“漫画の中の主人公”のような活躍ぶり

自らを“大谷ファン”だと明かすMLBの先輩の、極めて正常な助言だ。コール以外にも、アメリカ野球界の大半が同様の意見を持っていた。

ところが、今シーズンの大谷が投打両方で活躍をすると、コールは自身の立場を変えた。コールは「大谷は僕が間違っていることを証明した」と認め、驚くべき才能だとし、“歴史的”とまで付け加えた。それほど、大谷が投手と打者の両方で輝いているという意味だ。

大谷は6月30日(日本時間)、敵地ヤンキー・スタジアムで行われたニューヨーク・ヤンキース戦に「2番・指名打者」として先発出場し、3回と5回に2打席連続本塁打を放った。

この活躍で、26本で首位タイに並んでいたウラジミール・ゲレーロ・ジュニア(22、トロント・ブルージェイズ)を2本差で離し、本塁打部門で単独トップ(28本)に立った。“ベーブ・ルースが建てた家”と呼ばれるヤンキー・スタジアムで、大谷が自身の才能を思う存分に発揮した。

(写真提供=AP/アフロ)大谷翔平

今後、大谷がさらに4本塁打を追加すれば、歴代のアジア人打者における1シーズン最多本塁打数を塗り替えることになる。過去最高記録は、松井秀喜(47、引退)がヤンキース在籍時の2004年に打ち立てた31本塁打だ。

そんな大谷は、今度はバッティンググローブを外して投手に変身する。7月1日のヤンキース戦は先発投手として登板する予定だ。大谷は今シーズン、ここまでの投手成績を3勝1敗で防御率0.258としている。

打席で驚異の怪力を披露した大谷が、次はマウンドでどんな活躍ぶりを見せるかに注目が集まっている。

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