じっくり休んだソン・フンミン、招集初日からハードに。リーダーシップも発揮

より一層成熟したリーダーシップを持って、ソン・フンミンが韓国代表に合流した。

ソン・フンミンは3月18日、坡州サッカー国家代表トレーニングセンター(NFC)に入った。公式招集時間である午後3時前に現れたソン・フンミンは、簡単なインタビューを終え、トレーニング場に向かった。

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まだ合流していないイ・チョンヨン、ペク・スンホ、イ・ガンインの3人を除く24人が集まったが、そのうちの風邪の症状が出ていたキム・ジンスはグラウンドに出てこなかった。

その日の練習は、2つのグループに分かれて行われた。16人で構成されたメイングループは、ランニングなどのメニューを消化した。先週末、各所属チームで試合に出場してきた選手たちだ。30分ほど体を温め、グラウンドを去った。

残りの7人はチェ・テウクコーチとともに、別のメニューを行った。先週末である3月16~17日に、試合に出ていない選手たちだ。トッテナムのスケジュールがなく、3月15日に帰国したソン・フンミンも、そのグループだった。

試合がなかった空白は、合流初日から行われた強度の高い練習で補われた。リーグ日程がなかった中国組も含めて、7人はかなりハードなメニューを消化した。

最初の20分間は、オフェンスの選手が2タッチ以内でボールを回して、ディフェンスがそれを奪う形式のメニューが行われた。狭いスペースで速い動きを必要とする激しい運動だった。続いてミニゲームも行われた。小さなゴールを作って、休みなく動き回った。

3月18日の練習メニューを消化するソン・フンミン

ソン・フンミンは積極的に練習に臨んだ。終始、ソン・フンミンの声がグラウンドに響き渡った。積極的に仲間に指示を出し、また受けながら、芝の上を走り回った。練習後には選手たちを呼び集め、主将としてメッセージを送った。

ソン・フンミンのリーダーシップは、合流直前のインタビューにも表れていた。ありきたりな覚悟と決意ではなかった。

イ・ガンインやペク・スンホなど若い選手に対する過度な注目を警戒し、選手を守る先頭に立った。ソン・フンミンは「あまりに関心が集まりすぎるのは、彼らに悪影響になることもあると思う。先輩として、そんなところをコントロールしてあげることが重要だ」とし、「じっくり成長していくところを見守ってくれればと思う。彼らの成長を楽しむことが重要だ。それが僕たちのやるべきこと」と述べた。

若手とベテランの調和についても、「所属チームにいるときにも代表チームのことをよく考える」とし、「代表チームに来ると責任感が出る。僕やヨングォン兄、チョンヨン兄、ウヨン兄たちがチームをコントロールしなければならない」と、ベテランの重要性を強調した。

そして「若い選手たちが早く立場を作って、代表のユニフォームを着てプレーできたらいい。ピッチの内外で徹底的に準備すれば良い」と、後輩選手たちへの愛情も表わした。

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