東京五輪に出場する男子ゴルフ韓国代表のメンバーが、世界ランキング49位キム・シウ(25)と同26位イム・ソンジェ(23)の2人で確定した。
2人の東京行きは、米国男子ツアーのメジャー大会「全米オープン」が6月21日(日本時間)に終了した後、公式に確定した。
オリンピックのゴルフ競技を管轄する国際ゴルフ連盟(IGF)は、東京五輪の出場資格について、男子は2021年6月21日、女子は同年6月28日の世界ランキングを基準に定めている。
男女各60人の選手が出場するオリンピックでは、一国からは2人までが出場できるが、世界ランキング15位以内に選手が含まれている場合、一国当たり最大4人まで出場することができる。
キム・シウは「全米オープン」を通算6オーバーの40位タイで終えたが、出場争いをしていた李京勲(イ・キョンフン、29)が予選で脱落したため、第2ラウンド終了時点で東京五輪のチケットを獲得した。世界ランキングで韓国勢最高位のイム・ソンジェは、同大会を35位タイで終えている。
ともにオリンピック初出場となるキム・シウとイム・ソンジェは、東京五輪で韓国男子ゴルフ史上初の優勝に挑む。
2016年リオ五輪で112年ぶりに再び正式種目となった男子ゴルフで、当時韓国から出場したアン・ビョンフン(29)は11位タイ、ワン・ジョンフン(25)は43位タイに入っていた。今回、キム・シウとイム・ソンジェはTOP10入りを果たせば、オリンピックにおける韓国男子ゴルフの最高成績を更新することになる。
東京五輪の男子ゴルフ競技は来る7月30日から8月2日までの4日間、東京から北西に45キロ離れた埼玉県の霞ヶ関CCで行われる予定だ。
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