女子ゴルフ世界ランキング1位のコ・ジンヨン(25)が、2年ぶりのメジャー制覇に意欲を示した。
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コ・ジンヨンは6月1日(日本時間)、米サンフランシスコ州のオリンピッククラブ・レイクコースで行われた「全米女子オープン」の公式記者会見で、「昨年の同大会で良い成績を収めたので、今年も楽しみだ。先週の大会もスイングやパット、ショートゲームなど悪くなかった」と自信を示した。
キム・アリム(25)が優勝した昨年の「全米女子オープン」で準優勝したコ・ジンヨン。彼女は「オリンピッククラブ・レイクコースは傾斜があり、風もある方だ」とし、「メジャー大会は誰にとっても難しいもの。フェアウェイやグリーンが狭いので、ショットの精度が重要になると思う。ドライバーやアイアンショットを正確に打たないと苦しい試合になる」と語った。
続けて「ティーショット地点には木が多いが、ラフで260ヤードを送るより、フェアウェイを守る230ヤードの方が良い」とし、正確性に基づいたプレーをするという戦略も公開した。
コ・ジンヨンは2019年に「ANAインスピレーション」「エビアン選手権」とメジャー大会で2勝した。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で韓国にとどまっていたが、シーズン終盤を米国女子ツアーで過ごした。
今年は序盤から大会に出場し、ショット感覚を取り戻しているが、今回の「全米女子オープン」で大舞台に強いイメージを改めて証明できるかに注目が集まっている。
ディフェンディングチャンピオンとして大会に臨むキム・アリムも、「さらに大きい夢を見ることができないほど、昨年の優勝はポジティブな影響をもたらした。この優勝でより大きな挑戦をすることになったが、今年はもっと良い成績を出したい」と、タイトル防衛への意欲を示した。
第76回目を迎える「全米女子オープン」は、オリンピッククラブ・レイクコースで今月3日から6日まで行われる予定だ。
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