ヤン・ヒョンジョン(33)はテキサス・レンジャーズの連敗を食い止めることができなかった。
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レンジャーズは5月31日(日本時間)、敵地Tモバイル・パークで行われたシアトル・マリナーズ戦で2-4と敗れ、直近6連敗の沼を脱することができなかった。
去る26日のロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャーデビュー後最多の7失点を喫したヤン・ヒョンジョンは、中4日の休息を経て今回のマリナーズ戦で先発登板。マリナーズ先発の菊池雄星(29)との“左腕対決”もあり、多くの関心を集めていたが、結果は菊池に軍配が上がった。
初回から1失点を許したヤン・ヒョンジョンは、3回一死の場面で外野手のエラーから連続で安打を打たれ、さらに2失点を追加。結局、3回終了後にマウンドを降りることとなった。
ヤン・ヒョンジョンはこの試合、3イニングで70球(ストライク49球)を投げ、5被安打、1四球、2奪三振、3失点を記録し敗戦投手に。ここまで0勝3敗と未勝利が続くヤン・ヒョンジョンの通算防御率は5.53となった。
レンジャーズ率いるクリス・ウッドワード監督は、ヤン・ヒョンジョンのピッチングについて「75球から80球までと決めており、3イニングで終えた。コマンドは悪くなかったが、ボールがシャープではなかった」と評価した。
ヤン・ヒョンジョンは「長いイニングが投げられなくて残念だ。カウントに追われカットされた結果、投球数が増えてしまった。ボール球とストライク球をはっきり区別して投げなければならなかった。補完すべき点だ」と淡々と語った。1イニング当たりの平均投球数は23.3球だった。
また、先発投手して自身に何点を付けるかという質問については「点数を付けることもできない」とし、「先発投手として恥ずかしい成績だ。韓国でも長いイニングを投げようとしていたが、MLBでは苦戦している。学び、監事、補完すべき部分が多い」と答えた。
一方、マリナーズ先発の菊池は6.2イニングを投げて3被安打、1四球、5奪三振、2失点を記録し、勝利投手となった。
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