JFL、いわきFCが武蔵野に勝利。「粘りが結果に表れた」と田村雄三監督

2021年05月26日 サッカー #玉昌浩

5月26日、味の素フィールド西が丘にて、第23回日本フットボールリーグ第4節、東京武蔵野ユナイテッドFCといわきFCの延期試合が行われた。

試合は前半14分、いわきFCが左サイドで縦パスからこぼれてきたボールを岩渕弘人が上げて、古川大悟が頭で合わせて先制点を奪う。

対する東京武蔵野ユナイテッドFCは前半41分、石原幸治の左サイドからのクロスから、飯島秀教のヘディングシュートがポストに跳ね返ったところを小林大地が拾って中につなぎ、飯島秀教が蹴り込んで同点に追いつき、前半を終える。

東京武蔵野ユナイテッドFCのリトリートした守備を「なんとかこじ開けて点を取るしかないと思っていた」という、いわきFC・田村雄三監督は後半からバスケス・バイロンを投入してシステムを4-4-2に変更し、勝負に出る。

そのいわきFCは後半27分、山下優人の右からのコーナーキックをバスケス・バイロンがヘディングシュート。一度相手にはじき返されたボールをバスケス・バイロンが再度ヘディングで押し込みゴールネットを揺らす。このゴールが決勝点となり、試合は2-1でいわきFCが勝利を収めた。

(写真提供=東京武蔵野ユナイテッドFC)いわきFC
(写真提供=東京武蔵野ユナイテッドFC)東京武蔵野ユナイテッドFC

試合後、いわきFC・田村雄三監督は「前半と後半でシステムと選手の配置を変え、選手のストロングのところで武蔵野さんの守備を崩したいと思っていた。選手には90分プラスアルファの時間で、焦れずに何回もトライをして点を取りにいこうと話していた。選手の粘りが結果に表れたと思う」と試合を総括した。

一方の東京武蔵野ユナイテッドFC・池上寿之監督は、「一つひとつのプレーの質、フィジカル面において、いわきさんのほうがだいぶ上回っていた」と試合を振り返った。

(文=玉 昌浩)

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