元ガンバ大阪の韓国代表FWファン・ウィジョ(28、ボルドー)が、リーグ・アンの年間ベストイレブン候補に選ばれた。
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フランス・プロリーグ機構は5月26日(日本時間)、公式ホームページを通じ、2020-2021シーズンの年間ベストイレブン投票を開始した。
ファン・ウィジョはキリアン・エムバペ(22、パリ・サンジェルマン)やメンフィス・デパイ(26、リヨン)、ウィサム・ベン・イェデル(30、モナコ)らとともに、FW部門18人中の1人に名を連ねた。
欧州2年目の今シーズン、ファン・ウィジョはリーグ戦36試合に出場。ボルドーとしては20チーム中12位と下位に沈む苦しいシーズンとなったが、個人としてはチームトップの12ゴールを記録する活躍を披露。リーグ得点ランキングでも13位タイにランクインした。
また、リーグ・アンにおける韓国人選手の1シーズン最多得点記録でも、2010-2011シーズンに当時モナコ所属の元韓国代表FWパク・チュヨン(35、FCソウル)が樹立した12ゴールとタイに並んだ。
同機構は「ボルドーは無残な1年を送った。降格危機にさらされ、ほとんど日差しが当たらなかった。それでも、ファン・ウィジョは数多くのゴールを記録した」とし、「ファン・ウィジョは昨シーズンに欧州への適応を終え、今シーズンは2021年に入ってより多くの得点を決めた」と、ファン・ウィジョの今シーズンの活躍を説明した。
3人の選手がベストイレブンに選ばれるFW部門には、優勝チームのリールをはじめ、パリ・サンジェルマンやモナコなど上位勢の選手がひしめくだけに、ファン・ウィジョが選ばれる可能性は低いとみられる。とはいえ、降格間際だったチームを自身のゴールで残留に導いただけに、その活躍を機構も評価したのだろう。
なお、ファン・ウィジョは来る6月に行われる2022年カタールW杯アジア2次予選を控える韓国代表メンバーに選ばれているほか、東京五輪に出場するU-24韓国代表のオーバーエイジ枠の候補にも挙げられている。
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