5月23日、「JR東日本カップ2021第95回関東大学サッカーリーグ戦」、関東学院大学と東京学芸大学の第4節延期試合が行われた。
「立ち上がりから勝ちにこだわり、自分たちが攻撃でも守備でもゲームの主導権を握るということを共有して臨んだ」(関東学院大学・石村大監督)という関東学院大学が、前半4分に村上悠緋がスローインのボールを収めて前に運んでマイナスのボールを送り、藤本裕也がダイレクトで左足を振り抜いてゴールネットに突き刺して先制。
前半15分にも村上悠緋がゴール前に流れてきたボールを詰めて追加点を挙げ、前半36分にはセットプレーから力武巧がゴールを奪い、関東学院大学が3-0で勝利を収めた。
試合後、関東学院大学・石村大監督はこの試合で1ゴール1アシストの結果を残した村上悠緋について、「このチームは彼がどれだけゴール前で足を振れるか、ゴールのひとつ前で起点になれるか」にかかっていると説明し、「今日は強引さ、ストライカーとしてゴールを常に狙っているというプレーがたくさん出ていた。彼がこういうプレーをどんどんできるようになれば、おのずとそういう結果がついてくるということが見えたゲームだった」と評価した。
(文=玉 昌浩)
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