ドイツ・ブンデスリーガのフライブルクに所属する韓国代表MFクォン・チャンフン(26)が、兵役のため母国に復帰することが決まった。
フライブルクは5月21日(日本時間)、公式SNSなどを通じてクォン・チャンフンが今シーズン限りで退団することを明かした。
クラブは「クォン・チャンフンは我がチームを離れる。韓国で兵役を務めなければならない」とし、クリシュティアン・シュトライヒ監督も「これまでクォン・チャンフンが見せてくれた誠実さとサッカーへの態度を尊敬する。別れることになり残念だ」と伝えた。
兵役義務履行のため母国復帰を選択したクォン・チャンフンは、韓国国軍部隊傘下のサッカーチームである金泉尚武(キムチョン・サンム)に入団するため、まずはKリーグチームに入団しなければならない。
現時点では、クォン・チャンフンが欧州進出前まで在籍した水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスに入団する可能性が高い。
複数の韓国メディアによると、水原三星は現在クォン・チャンフン獲得交渉を進めており、細部の手続きを終えた後、公式発表をする予定だという。彼が付けていた背番号22も空けた状態にするなど、迎え入れる準備は万全のようだ。
2013年に水原三星でプロデビューしたクォン・チャンフンは、2017年1月にリーグ・アンのディジョン移籍で欧州に進出。フランスで2シーズン半を過ごした後、2019-2020シーズンから活躍の場をフライブルクに移した。ただ、今シーズンはリーグ戦出場11試合のみと、出場機会に恵まれなかった。
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