5月15日、「JR東日本カップ2021第95回関東大学サッカーリーグ戦」第6節が行われた。
順天堂大学と法政大学の試合は、前半29分、法政大学・中川敦瑛が右サイドを縦に抜け出してマイナスのボールを送り、中井崇仁が左足でゴールを決め、法政大学が先制する。
1点ビハインドの順天堂大学・堀池巧監督は、「自分たちがそれほど崩されてはいなかった。前半もいい形でチャンスはいくつか作っていたが、フィニッシュのところがだめだった。後半はもう一回アグレッシブに行こう」とハーフタイムに指示。
すると順天堂大学は後半20分、小林里駆がPKを獲得。それを自ら決めて同点に追いつく。後半29分には白井海斗が左サイドでボールを受けて右足でファーに決めて逆転。さらに後半39分には長倉幹樹がロングシュートを決め、試合は3-1で順天堂大学が勝利を収めた。
試合後、堀池巧監督は得点について、1点目のPKは「仕掛けるということがすごく大事。いいPKだったと思う」とし、2点目は「白井海斗の真骨頂。彼のキックの質、シュートのセンスは抜群」と称賛。3点目は「奪い方が良かった。前で下がらずに守備をして奪い切ったところが大事」と評価した。
続けて、「下がらない、サイドからボールをニアゾーンに入れる、やり切る」という今シーズン意図していることが、「だんだん形になって内容も良くなって、結果もともってくれば、そこに自信がつながっていくと思う」と話した。
第6節の結果は以下の通り。
【1部リーグ】
桐蔭横浜大学 3-2 国士舘大学
明治大学 1-0 立正大学
順天堂大学 3-1 法政大学
早稲田大学 1-2 駒澤大学
筑波大学 1-3 流通経済大学
【2部リーグ】
東京国際大学 3-0 東京学芸大学
東洋大学 0-0 日本大学
専修大学 1-0 神奈川大学
関東学院大学 0-1 産業能率大学
中央大学 1-1 日本体育大学
(文=玉 昌浩)
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