韓国代表ソン・フンミン、自身も被害受けた人種差別問題に言及「私たちは皆同じ人間」

韓国代表FWソン・フンミン(28、トッテナム)が、自身も被害を受けた人種差別問題に言及した。

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トッテナムは去る5月5日(日本時間)、公式ホームページやSNSなどを通じ、人種差別根絶を訴えるキャンペーン映像を掲載した。

その映像内で、ソン・フンミンは「あなたが誰でどこで生まれたとしても、私たちは皆正常な人間であることを理解しなければならない」とし、「私たちは皆同じ人間だ」と主張。

続けて、「私は自分の両親の息子に生まれたことを誇りに思っている」と語ったソン・フンミンは、「誰かは私たちがお互いに違う人間だと話しているが、私はすべての人間が皆同じだと思っている」と人種平等を訴えた。

ソン・フンミン

ソン・フンミンが受けた人種差別とは

ソン・フンミンは去る4月12日のプレミアリーグ第31節マンチェスター・ユナイテッド戦後、SNS上で人種差別被害に遭った。

当時、マンチェスター・Uの先制ゴールがソン・フンミンの被ファウルによって取り消されたことで、マンチェスター・Uの一部ファンがソン・フンミンのSNSに「犬を食べろ」「小さな目」など、人種差別的なコメントを書き込んでいた。

これを受け、マンチェスター・Uは当該行為を犯した6人のファンに入場禁止処分を科した。6人のうち、3人はシーズンチケット保有者、2人はマンチェスター・Uのメンバーシップ会員、1人はシーズンチケットの購入待機者リストに含まれていた。

また、FA(イングランドサッカー協会)やプレミアリーグなどのサッカー団体は、SNS上にはびこる人種差別や誹謗中傷に対する抗議として、4月30日から5月3日まで“SNSボイコット”を実施していた。

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