ヤン・ヒョンジョンがついにメジャーへ、パク・チャンホ以来のレ軍韓国人投手誕生なるか

2021年04月27日 スポーツ一般 #MLB #野球

今季からアメリカに渡ったヤン・ヒョンジョン(33、テキサス・レンジャーズ)が、ついにメジャーリーグにコールアップされた。

4月27日(日本時間)、ロサンゼルス・エンゼルスとのホーム戦を控えるレンジャーズは、選手の入れ替えを発表。今回のリストによると、外野手のレオディ・タベラスを代替練習地に送り、ヤン・ヒョンジョンとメジャー契約を結んだとのことだ。ヤン・ヒョンジョンの背番号は36に決まっている。

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リストの公開以後、MLB.comは、「ヤン・ヒョンジョンがレンジャーズのユニホームを着用し、同日の試合でメジャーリーグデビューを待っている」と期待感を高めた。

レンジャーズのクリス・ウッドウォード監督も「オフシーズンに引き続き好調だった。すべてのボールをストライクゾーンに投げることができ、信頼できる」とコールアップの理由を明らかにしている。

テキサス・レンジャーズのヤン・ヒョンジョン

監督は続いて、「直球は90マイル(約145km)台前半だが、多彩な球種でストライクを取ることができ、期待以上だ。マウンドに立っている時に怖いものはなく、簡単なことで左右されないようにも見えた」とし、「メジャーリーグの経験がない選手にとってはすごいもの」と梁鉉宗を持ち上げた。

また、「多分、歳を重ねた選手だからだと思う。そういった点が楽しみだ」と彼の経験値を高く評価しているようだ。

今回の機会はヤン・ヒョンジョンにとって非常に重要だ。シーズン序盤、不振にあえいでいたレンジャーズ先発陣が最近は復調している中で、26日には有原航平が2イニング5失点と振るわず、今回ヤン・ヒョンジョンにチャンスが巡ってきた。このチャンスを掴むことができれば、パク・チャンホ(2002~2005)に続くレンジャーズ2人目の韓国人投手として記録されることとなる。

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